大どろぼうホッツェンプロッツさあたいへん。 カスパールとゼッペルのふたりと、大泥棒ホッツェンプロッツの対決が始まりました。 物語の舞台は、ドイツのとある田舎町。 窃盗や誘拐をする大どろぼうのホッツェンプロッツと、彼を捕まえようとする2人の少年、カスパールとゼッペルを中心に物語が展開されます。 ストーリーの中心は3人の知恵比べですが、そのほか魔法使いや妖精なども登場するファンタジー色も強い作品です。 ストーリーの展開がスピーディーなのもポイント。 わくわくドキドキの大冒険!! ハラハラドキドキの展開が続き、飽きることがありません。 また、作中に出てくるおいしそうなドイツ料理にも心奪われてしまいます。 続編の『大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる』『大どろぼうホッツェンプロッツ 三たびあらわる』とあわせて、3部作で楽しめる、ゆかいな冒険物語です。 オトフリート=プライスラー/作 中村浩三/訳 出版社/偕成社 パンどろぼうタイトルからして何やら怪しい雰囲気がありますが、パンを巡って大騒動が繰り広げられます。 さて、パンどろぼうの正体やいかに? こちらの絵本はシリーズ化されており、現在までに「パンどろぼう」「パンどろぼうVSにせパンどろぼう」 「パンどろぼうとなぞのフランスパン」そして最新刊の「パンどろぼうとおにぎりぼうやのたびたち」まで刊行されております。お腹が空いているときに読むのは大変危険ですので気を付けましょう。 作 柴田ケイコ 発行 KADOKAWA |