11月30日の給食

きょうの給食は,
カレーうどん,牛乳,いかの天ぷら,海藻と大根のサラダです。

急に寒くなりました。きょうはからだの中から温まる「カレーうどん」が登場です。「いかの天ぷら」との相性もばっちりです。

日本周辺で獲れる食用イカは約20種類ほどで,スルメイカ,ヤリイカ,アオリイカ,ホタルイカなどがあります。高たんぱく・低脂肪で,血液中のコレステロールを低下させるタウリンを多くふくんでいます。
イカは噛み応えがあるため,噛むのが苦手な子は苦戦している様子が伺えます。食事をよく噛んで食べると,あごの筋肉が動き,周りの血管などが刺激され,脳が活性化します。今の時期からよく噛んで食べる習慣を付けたいものです。

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11月26日の給食

きょうの給食は,
玄米ごはん,牛乳,ルーローハンの具,ゆで野菜,わかめスープです。

台湾料理のひとつ「ルーローハン」は,甘辛く煮た豚肉をごはんにのせていただきます。煮卵も添えました。五香粉を使うため,独特な風味がありますが,子どもたちからは「また出して!」とリクエストがきます。

豚肉は,群馬県産のもも肉と肩肉を合わせて使っています。豚肉には,ビタミンB1が多くふくまれており,ごはんなどの炭水化物がエネルギーに変わるのを助けたり,気持ちを安定させ,疲労回復にも役立つ栄養素です。またきょうの「玄米ごはん」をはじめ,胚芽米などの精製していない穀類にも,含まれています。

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11月25日の給食

きょうの給食は,
ツイストロールパン,牛乳,米粉のポタージュ,コーンサラダ,りんごです。

りんごは青森県産の「サンフジ」が届きました。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように,今の時期にぴったりの果物です。

「米粉のポタージュ」は,上新粉でとろみをつけます。上新粉とは,うるち米を精白した後乾燥させ,粉状にしたもので,柏餅や草餅,ういろうなどの和菓子に使われます。またきょうのような料理のとろみづけにも利用されます。上新粉を使うことでやさしい味のポタージュに仕上がります。
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11月24日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さばの文化干し,揚げ出し豆腐のそぼろあん,湯葉のすまし汁です。

11月24日は「和食の日」です。2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをうけて,「いい日本食」の語呂合わせから,伝統的な食文化を見直し,和食の大切さについて考える日として制定されました。

そこで給食では,子どもたちに和食文化について改めて考えるきっかけとなるよう,和食の基本となる「だし」を味わってもらう「だしで味わう和食の日献立」を実施しました。厚削りを使ったおいしいだしは「湯葉のすまし汁」と「揚げ出し豆腐のそぼろあん」に使われています。子どもたちから「だしが感じられて,きょうの給食おいしかった!」との感想をたくさんもらいました。

和食は食べ物や料理を通じて,栄養面だけでなく,季節の食べ物を上手に取り入れ,おいしく食べるための工夫を伝えられる伝統文化の一つです。この機会に和食のよさを見直してみませんか。

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11月22日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,麻婆肉じゃが,小松菜の中華風和え物,ぶどうゼリーです。

二十四節気では「小雪」となり,寒さが進み始めるころです。今週は寒い日が続くようです。元気に過ごすためにも,旬の野菜を取り入れた食事をしっかりとりたいものですね。

「麻婆肉じゃが」は,卒業生が考えたこんだてです。ごはんがすすむ味付けです。そして「小松菜の中華風和え物」も子どもたちが好きなこんだての一つです。小松菜はかつて「雪菜,冬菜」と呼ばれていたように,厳しい冬にも緑を保ち,栄養分を蓄えて私たちに恵みをくれる野菜とされていました。くせがないので,色々な料理に使えます。

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11月19日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,ぐんまのすき焼き,豆とツナのサラダ,みかんです。

毎月19日は「食育の日こんだて」です。お昼の放送時間を利用し,子どもたちにこんだてや食材のお話をしています。

群馬県は,すき焼きの食材が全て県内産でまかなえることから「すき焼き自給率100%」として,群馬県産畜農産物の魅力を発信すべく,「すき焼き応援県」宣言をしました。また,11月29日(いいにくのひ)は,「ぐんま・すき焼きの日」として制定されています。

きょうの「ぐんまのすき焼き」は,豚肉をはじめとした群馬県産の食材を使った,甘辛い味付けのすき焼きになっています。子どもたちから「きょうのすき焼き,おいしかった!」の声をたくさんもらいました。
ご家庭でも自給率100%のすき焼きを,ぜひ味わってみてください。
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11月18日の給食

きょうの給食は,
背割りコッペパン,牛乳,粗びきフランクフルト,ペンネのトマトソテー
野菜たっぷりスープです。

「ペンネのトマトソテー」には,ピーマン,玉ねぎ,しめじ,ツナが入っています。材料を炒めた後,トマトケチャップ,トマトピューレ,中濃ソース,コンソメ,塩こしょうで味をととのえます。パンにはさんでもおいしくいただけます。またピーマンを苦手とする子どもが多いですが,「これなら食べられる!」と残さず食べてくれるメニューのひとつでもあります。

ペンネとは,「ペン」や「羽根」の意味を持つイタリア語・pennaが語源とされています。本場イタリアのパスタ料理は1000種類以上と言われ,その用途に合わせてパスタの種類も300種類以上あるそうです。ペンネは筋目の溝にソースがよくからむことから,様々なソースに合うパスタです。

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11月17日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さめの竜田揚げ,青菜のごま和え,あったま汁です。

子どもたちが好きな「あったま汁」は,鶏肉と野菜のうま味がたっぷり味わえる具沢山のみそ汁です。

「さめの竜田揚げ」は子どもたちから「また出して!」とリクエストが来るほど,人気のメニューです。食感が鶏肉に似ており,くせがなく食べやすいです。「サメは捨てるところがない」と言われるほど,余すところなく使われています。サメの肉は,低エネルギー,低脂質,高たんぱくといった栄養価が高い食材です。また色が白く,粘りが出るため,はんぺんやちくわなどの練り製品に加工されて使われています。

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11月16日の給食

きょうの給食は,
きのこうどん,牛乳,根菜かき揚げ,ブロッコリーのおかか和えです。

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。きょうのような温かいうどんがおいしい季節です。「きのこうどん」は,干ししいたけ,なめこ,えのきたけ,しめじが使われています。きのこのうま味が感じられるつけ汁です。

給食では干ししいたけをよく使います。干ししいたけのうま味はグアニル酸と呼ばれる成分で,昆布のグルタミン酸,かつお節のイノシン酸とならんで,和食の三大うま味成分の一つです。また,カルシウムの吸収を促し,歯や骨の成長を助けるビタミンDも含まれています。

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11月15日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さわらの塩糀漬け,コーンの磯煮,こしね汁です。

週明け,元気に登校できましたか?きょうは和食こんだてです。ごはんとおかずがバランスよく食べられると良いですね。どのこんだてもごはんがすすむ味付けに仕上がっています。

「さわらの塩糀漬け」は,新しいこんだてです。
さわらは1年を通して獲れますが,漢字で「鰆」と書くように,春を告げる魚といわれています。瀬戸内海では春を旬としていますが,一方関東では冬の寒鰆がおいしいとされています。一見白身のようですが,実は赤身の魚で,栄養的には青魚に近いです。タンパク質の他に,ビタミン・ミネラルもふくまれています。

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11月12日の給食

きょうの給食は,
パーカーハウス,牛乳,フライドチキン,アスパラのマスタードサラダ,彩り野菜のスープです。

パーカーハウスにフライドチキンやサラダをはさんでいただきます。「フライドチキン」は新しいこんだてです。

彩り野菜のスープには,トマト,じゃがいも,かぼちゃ,大根,玉ねぎ,鶏肉が使われています。鶏肉と野菜のうま味が味わえるスープは,苦手な野菜も食べやすくなります。今の時期のトマトは,ハウス栽培が中心のため,固いものや未熟なものが多いと思います。そんなときは今日のように,スープにして食べましょう。トマトには,うま味成分グルタミン酸が含まれているため,だしが出ておいしくいただけます。

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11月11日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,厚揚げのピリ辛炒め,バンバンジー,りんごです。

きょうはごはんがすすむ中華献立です。野菜が苦手な人でも食べやすい組み合わせになっています。
りんごは,青森県産の「サンふじ」が届きました。蜜がたっぷりで,果汁があり,甘みが強いのが特徴です。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように,栄養豊富です。

「厚揚げ」は木綿豆腐を水気を切った後,油で揚げたものです。「生揚げ」とも呼ばれます。厚揚げには良質なたんぱく質の他に,鉄分やカルシウムもふくまれます。きょうのような炒め物に使う場合は,豆腐のように水切りをしなくてもよいため,おすすめの食材です。


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11月10日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,照り焼きハンバーグ,梅サラダ,だまこ汁です。

オーブンで焼いたハンバーグに,照り焼きソースをかけていきます。ごはんに合う味付けにしているので,教室では「たれごはん」にして,おかわりする姿が見られます。

「だまこ汁」は秋田県の郷土料理です。「だまこ」とは,「ごはんをつぶして丸める」という意味の「だま」に,秋田県の方言「こ」がついたものだと言われています。きりたんぽと違い,簡単に作れることから,家庭の定番料理だそうです。きょうは,群馬県産の玄米を使っただまこを使いました。鶏のだしがだまこにしみて,これからの季節にぴったりの汁物です。

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11月9日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,魚のスタミナ漬け,じゃがいもと切り昆布の炒め煮,味噌汁です。

和食こんだてです。箸を上手に使って食べられるとよいですね。食器を正しく並べられる子どもの姿を見かける機会が増えてきました。

魚のスタミナ漬けに使っている魚は「サバ」です。「秋サバ」と呼ばれるとおり,旬は秋から冬にかけてでマサバが出回りますが,国産は希少なことから,きょうの給食で登場しているタイヘイヨウサバが中心となっています。身がふっくらしていて,脂のりもよく食べやすいです。サバは「青魚の王様」と言われるほど栄養豊富で,サバの脂は血液をさらさらにしてくれます。


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11月8日の給食

きょうの給食は,
塩ラーメン,牛乳,とうふシューマイ,れんこんサラダです。

二十四節気では,昨日「立冬」を迎え,暦の上では冬となりました。だんだん空気が乾燥してきました。免疫力を高めるためには,やはり食事が大切です。1日3回,バランスのよい食事を心がけたいものですね。

野菜たっぷりの「塩ラーメン」が登場です。また副菜には,子どもたちが好きなレンコンをたっぷり使った「れんこんサラダ」を付けました。
レンコンは晩秋から冬にかけて旬を迎えます。シャキシャキとした歯ごたえがおいしいレンコンは,くせがないので色々な料理に合います。栄養素ではビタミンCが多く,加熱してもでんぷんが守るため,損失しにくいのが特徴です。

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11月5日の給食

きょうの給食は,
さくらごはん,牛乳,さんまのおかか煮,白菜のぱりぱり和え,さつま汁です。

秋の味覚と言えば「さんま」ですね。皆さんのご家庭ではもう食べましたか?しかし近年は,漁獲量の減少により,さんまそのものの値段が高くなり,今の時期に出回る新鮮なさんまを食べる機会が減ってきています。さんまには細かい骨があるので,食べ慣れていない子どもはとても嫌いますが,このおかか煮は骨までやわらかくなっているので,比較的食べてきます。

さんまには良質なたんぱく質や,DHAやIPAという不飽和脂肪酸が含まれています。悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし血液をサラサラに保ったり,血栓ができるのを防ぐ働きがあるため、生活習慣病予防につながります。

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11月4日の給食

きょうの給食は,
ごはん,ジョア,メンチのランチ,海藻サラダ,山田小のフルーツポンチです。

子どもたちが毎日楽しみにしてくれた読書週間献立は,今日が最終日です。
山田小の給食人気メニュー「フルーツポンチ」は,食べた時シュワシュワする「ポンチ」という実を使っていますが,給食ではサイダーを使いました。またお話に登場する,給食のおばちゃんが作った「メンチカツ」は,きっとこんな感じのランチだったのでは?という想像で,ハヤシライスにメンチカツを添えました。子どもたちがどんな反応をするのか,今から楽しみです。

今回の読書週間献立はいかがでしたでしょうか。「たんぽぽの会」の皆様による読み聞かせもあり,とても充実した4日間となりました。給食だけでなく,本も興味を持ってくれると嬉しいです。

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11月2日の給食

きょうの給食は,
玄米ごはん,牛乳,バビビン,小松菜のナムル,白菜の中華風スープです。

読書週間献立3日目です。毎日子どもたちは,メディアルームにある本を見ながら「どんな給食が出てくるのだろう」と楽しみにしています。
きょうの本は「へんしんレストラン」より,そして「バビビン」が登場です。バビビン?一体どんな料理でしょうか。早口で「バビビン,バビビン・・・」と繰り返し言ってみましょう。子どもたちに人気のメニューが出てきます。

スープに使われている「白菜」がおいしい季節になりました。1年を通して食べられますが,9月から3月まで出回る「冬白菜」が一番生産量が多いです。かつて,冬場にあまり野菜が出回らなかった時代には,ビタミンCを補給する野菜でした。熱に弱いビタミンなので,白菜を使うときは,栄養とうま味がそのままとれるよう,煮汁も利用しましょう。

なお,11月の献立表について,曜日に一部誤りがありました。
訂正してお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

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11月1日の給食

きょうの給食は,
ロールパン,牛乳,きのこのクリームスープ,コールスローサラダ,早生みかん,いちごジャムです。

読書週間献立2日目です。きょうの本は「14ひきのあさごはん」です。そしてお話に登場するメニューは「きのこのクリームスープ」です。きのこはエリンギ,しめじを使いました。給食委員会さんの放送や読み聞かせを見ながら,おいしく食べてくれると嬉しいです。

きのこは漢字では「木の子」と書きます。木の根や落ち葉が多く積もったところに生えることから,「木の子ども」という意味で「きのこ」と言われるようになりました。きのこは子どもたちが苦手とする食材の一つですが,きょうのような汁物に入ると食べられることもあるようです。
苦手な食べ物でも,料理や味付けによって「これなら食べられる」という声が聞かれます。そのためにも,まずは一口挑戦することが大切です。

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