9月29日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さわらの西京漬け,切り干し大根の煮物,彩り野菜の味噌汁です。

きょうは和食こんだてです。食器を正しくならべ,お箸を使って上手に食べられるように取り組んでもらいたいです。食器の正しい並べ方(ごはんは左,お椀は右)が当たり前のようにできると良いですね。

「切り干し大根の煮物」は子どもたちが好きなこんだてで,ごはんのおかずにぴったりです。切り干し大根は日本古来の保存食で,生のだいこんの水分がとばされた分だけ,ぎゅっと濃縮されたうま味や甘みが味わえます。また栄養面では,カリウムやカルシウム,鉄などの栄養素がふくまれます。きょうのような煮物にすると,油揚げ,ひじき,人参が入ることで,たんぱく質や脂質も補われてるため,栄養満点の一品になります。

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9月28日の給食

きょうの給食は,
きつねうどん,牛乳,かしわ天ぷら,土佐和えです。

運動会が無事終わりました。暑さが厳しかった先週に比べると,だいぶ過ごしやすくなり,季節はいよいよ秋本番に向かっていきます。体調を崩しやすい時期です。生活リズムを整え,食事から元気なからだづくりを心がけたいものですね。

きょうは人気のきつねうどんに「かしわ天ぷら」を付けました。かしわ天ぷらの「かしわ」とは鶏肉のことで,主に関西地方で呼ばれています。かしわ天ぷらの発祥は香川県といわれ,うどんのトッピングの定番メニューです。

鶏肉は肉の中でも高たんぱく,低脂肪で消化がよいのが特徴です。部位によって適した調理方法が異なります。きょう使用しているむね肉は,脂肪分が少なく,あっさりしているので,照り焼きや煮物,蒸し物に適しています。

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9月24日の給食

きょうの給食は,
玄米ごはん,ジョア,カツカレー,かむかむ海藻サラダ,かき氷ソーダ味です。

明日はいよいよ待ちに待った運動会です。子どもたちは毎日感染症対策をしながら練習に励んできました。そこで給食は,運動会前日の応援メニューとして,「カツ(勝つ)カレー」が登場です。毎年恒例のお楽しみデザートも付くので,朝から子どもたちの嬉しそうな声が響いていました。

カツやカレーに使われている豚肉は,良質なたんぱく質の他にビタミンB1が含まれています。ビタミンB1には,からだの中で炭水化物がエネルギーに変わるのを助ける働きがあります。また脳の働きを活発にして,集中力,記憶力を高めるといわれています。

残さずしっかり食べて,明日の運動会に備えましょう!

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9月22日の給食

きょうの給食は,
ツイストロールパン,牛乳,ミートオムレツ,れんこんのさっぱりサラダ,ポークビーンズです。

豆は苦手な人が多い食材ですが,「ポークビーンズ」は好きな子が多いこんだての一つです。パンにつけたりするなど,思い思いに食べています。

「ポークビーンズ」に使う大豆は,朝届いた乾燥大豆をさっと洗い,回転釜でコトコト煮たものです。豆を煮るというのはとても手間がかかるイメージがありますが,30分ほどで仕上がります。水煮大豆を使うよりも好みの固さに仕上げられ,また豆の甘みが香りが感じられます。スープに限らず,サラダに入れてもおいしいですよ。
大豆は昔から貴重なたんぱく質源だったことから,「畑のお肉」として食べられてきました。良質なたんぱく質だけでなく,ビタミン,ミネラルも含まれる栄養バランス食品です。

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9月21日の給食

きょうの給食は,
わかめごはん,牛乳,きんぴらつくね,醤油マヨネーズ和え,鏑汁,満月ゼリーです。

きょう21日は十五夜です。給食では「お月見こんだて」として,満月ゼリーをはじめ,鏑汁の白玉やきんぴらつくねなど,丸い食べ物を入れました。満月ゼリーは開けると,ぶどうゼリーの下に真ん丸お月様が現れます。

皆さんのご家庭では,お団子をお供えしたり食べたりすることはありますか?旧暦8月15日の満月は「中秋の名月」とされ,お月見をしてお祝いしてきました。また,収穫が行われる季節でもあることから,その年にとれたお米でお団子を作り,無事に収穫できたことを神さまに感謝する意味もあったと言われています。
今夜は雲の切れ間からきれいな月が見られるとよいですね。お月見に限らず,日本の伝統文化や行事を話題にしてみてはいかがでしょうか。

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9月17日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,厚揚げと豚肉の味噌炒め,バンバンジー,冷凍みかんです。

「厚揚げと豚肉の味噌炒め」は,ごはんにぴったりの味付けです。苦手な人が多いピーマンですが,これなら食べられると話してくれる子もいます。

夏に旬を迎えるピーマンの語源は,フランス語の「ピマン(トウガラシ)」といわれています。ピーマンにはカロテンやビタミンCが豊富に含まれており,果肉が厚いため,加熱しても損失しにくいのが特徴です。
子どもが苦手とする理由のひとつに「苦い」がありますが,苦みは切ると強まり,加熱すると弱まるので,丸ごと加熱するのが効果的です。またサッと湯通ししてから使うと,嫌いな人でも食べやすくなります。
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9月16日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,こぎつねごはんの具,さけのみりん醤油漬け,梅サラダ,さつま汁です。

甘辛に煮た「こぎつねごはんの具」を,今朝届いたごはんに1クラスずつ混ぜていきます。鶏ひき肉,人参,油揚げ,グリンピースが入っている,子どもたちが好きな混ぜごはんです。

「さつま汁」は鹿児島県を代表する郷土料理で,鶏肉を使った具沢山の味噌汁のことをいいます。さつま鶏を使うことからこの名前が由来しているそうです。附属小のさつま汁はサツマイモを使用していますが,本場では里芋を入れることの方が多いようです。江戸時代に薩摩藩で武士の士気を高めるために催されていた闘鶏で,負けた鶏を野菜と一緒に煮込んで食べたのが始まりといわれています。

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9月15日の給食

きょうの給食は,
背割りコッペパン,牛乳,粗びきフランクフルト,ジャーマンポテト,野菜たっぷりスープです。

背割りコッペパンにフランクフルトをはさんでいただきます。
「ジャーマンポテト」をいっしょにはさんで食べてもおいしくいただけます。今朝,給食室に届いたじゃが芋の量はなんと64kg!でした。スティック状にカットして,オーブンで焼き目を付けてから炒めます。子どもたちが好きなメニューのひとつです。

じゃがいもは給食では定番の野菜で,炭水化物のでんぷんが主成分です。フランスでは栄養価の高さから「大地のりんご」の名で親しまれています。じゃがいもに含まれるビタミンCは,加熱しても,でんぷん質が保護してくれるため,失われにくいのが特徴です。

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9月14日の給食

きょうの給食は,
麦ごはん,牛乳,ビビンバの具,小松菜のナムル,糸かまぼこの中華スープです。

附属小学校の人気メニュー「ビビンバ」の登場に,朝から子どもたちの喜ぶ姿が見られます。ビビンバの日はたくさんの野菜を使うため,給食室は大忙しですが,子どもたちにおいしく食べてもらえるよう,朝から気合を入れて作りました。

「ナムル」とは,もやしやほうれん草などの野菜や山菜を茹で,ごま油や塩などの調味料で味付けをした韓国料理です。韓国の家庭ではよく作られる料理で,色々な野菜が使われることから,ナムルにならない野菜はないと言われいるようです。ナムルをおいしく仕上げるためには,野菜を茹ですぎず,しっかり水気を切ります。そうすることで,甘めの調味料がよくなじみ,おいしく食べられますよ。

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9月13日の給食

きょうの給食は,
肉うどん,牛乳,枝豆のかき揚げ,白菜のぱりぱり和えです。

9月に入り,気温の変化が激しい今日この頃ですが,体調などくずしていませんか?夏の疲れが出始める頃です。からだの中から元気にすごすためには食事が大切です。1日3回の食事をしっかり食べましょう。

店頭に並ぶ食材はだいぶ秋めいてきました。「かき揚げ」に入っている枝豆もそろそろ終盤です。大豆の未熟な種子を味わう枝豆は,「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様に良質なたんぱく質をふくむほか,ビタミンや葉酸,カリウム,食物繊維などがあります。また枝豆に含まれるたんぱく質には,肝臓や胃を守る働きがあります。

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9月10日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,肉じゃが,ごまみそ和え,ラ・フランスゼリーです。

甘辛い味付けの肉じゃがは,ごはんとの相性がぴったりです。今日給食室に届いたじゃがいもは62kgでした。おいしくできたので,残さず食べてくれると嬉しいです。

「ごまみそ和え」は,キャベツ,サラダこんにゃく,水菜,焼きハムに,練りごま,味噌などを合わせたもので和えます。ごまは良質なたんぱく質と脂質を主な成分とすることから,世界中で貴重な栄養源として親しまれています。原産地はアフリカで,数千年前にはすでに栽培されていました。日本には中国を経由して伝わったとされていますが,そのほとんどを輸入に頼っています。葉酸や鉄分,カルシウムなども含まれ,毎日の食卓に取り入れたい食材の一つです。

献立予定表では,和梨ゼリーとなっていましたが,都合によりラ・フランスゼリーに変更になりました。
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9月9日の給食

きょうの給食は,
パーカーハウス,牛乳,メンチカツ,ブロッコリーのサラダ,レタスのスープです。

ほんのり甘いパーカーハウスに,メンチカツをはさんでいただきます。大きく口を開けて,しっかりよく噛むことが大切です。

スープには,今がおいしいレタスをたっぷり使いました。長雨の影響を受け,レタスも高値が続いていますが,夏から秋にかけて最盛期を迎えます。一般的なレタスは「結球レタス」といわれる種類で,葉がぱりぱりとした感触をしていることから,クリスプヘッドとも呼ばれています。レタスの和名「ちしゃ」は,「乳を出す草」の意味の「乳草」の略が語源となっているようで,これはレタスを切ると茎から白い液が出ることから由来しています。スープに入れるとかさが減り,量がしっかり摂れるのでおすすめです。

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9月8日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,イワシの梅煮,小松菜のマヨおひたし,せんべい汁です。

青森県を代表する郷土料理「せんべい汁」は人気の汁物です。鶏の出汁が効いた野菜たっぷりの汁に,名産品のかやきせんべいを入れます。汁の中に入れてもくずれにくいかやきせんべいは,汁がしみ込んでとてもおいしいです。

きょうの魚はイワシです。ほんのり梅の香りがする味付けになっているので食べやすく,そのまま骨ごと食べられます。イワシという名前は,水揚げした後すぐに死んでしまうため「弱し」が転じたとされています。イワシには成長期に欠かせないカルシウムや,その吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。丸ごと食べることでその効果が期待されます。

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9月7日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,鶏の照り焼き,切り干し大根のサラダ,里芋の味噌汁です。

鶏の照り焼きは,塩麹で漬け込んだ鶏肉をオーブンで焼き,照り焼きソースをかけます。ごはんがすすむ味付けです。
秋の味覚が店頭に並び始めました。里芋もその一つです。きょうは味噌汁に入れました。

里芋の原産地はインド東部からインドシナ半島などの熱帯地方で,日本への渡来は古く,縄文時代に伝わったとされています。「里芋」の名前は,山でとれる山芋(自然薯)に対して,村(里)で栽培されることに由来しているといいます。炭水化物を中心に,ビタミン,カリウムやおなかをすっきりさせる食物繊維も豊富です。

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9月6日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,モリモリ麻婆豆腐,くらげの中華風和え物,オレンジです。

そろそろ夏の疲れが出始める頃です。そんな時こそ,栄養バランスのとれた食事を1日3食,しっかり摂りたいものです。

きょうは人気の麻婆豆腐に,小松菜,人参,にらといった緑黄色野菜を入れた「モリモリ麻婆豆腐」です。野菜が苦手な人も,ごはんといっしょにしっかり食べられるメニューのひとつです。
緑黄色野菜には,カロテンが多く含まれており,食べるとからだの中でビタミンAに変わります。ビタミンAは皮ふや粘膜を正常に保つ働きがあるため,免疫力を高めることにも役立ちます。またカロテンはそのまま摂るよりも,油といっしょに摂ることで吸収率がアップします。
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9月3日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,サバの文化干し,じゃがいもと切り昆布の炒め煮,豆腐のすまし汁です。

ごはんがすすむ和食こんだての組み合わせにしました。教室の子どもたちの様子では,ごはんや魚をスプーンで食べている姿が見られます。お箸を上手に使えるよう,毎日の食生活で実践できるとよいですね。

魚のおいしい季節になりました。「サバの文化干し」に使われているサバは,タイヘイヨウサバです。背中の斑紋が黒くて太いのが特徴です。ノルウェーサバとも呼ばれています。EPAやDHAが多く含まれており,脳や神経の発育を活発にする働きがあります。

魚の好き嫌いは,食べる経験が大きいと感じます。おはしを上手に使い,よく噛んで食べると,肉とは違うおいしさやうま味を感じ,食の世界が広がります。

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9月2日の給食

きょうの給食は,
味噌ラーメン,牛乳,小籠包,ブロッコリーの中華和えです。

人気の「味噌ラーメン」の登場です。子どもたちは朝から楽しみにしている様子です。豚ひき肉に人参,玉ねぎ,もやし,コーン,にらが入った具だくさんのスープになっています。

夏の天候不順や災害の影響で,野菜が高騰しています。本来であれば夏野菜を中心に,野菜が豊富に使える時期でもありますが,今年は厳しい状況が続いています。そんな時に重宝するのが「もやし」です。

もやしは一年を通して価格が安定しており,くせがないため,炒め物から和え物まで,どんな料理にも合います。緑豆や大豆を原料としたもやしの他,「ブラックマッペ」という豆を発芽させたもやしも多く流通しています。食物繊維やビタミンCを含みます。

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9月1日の給食

きょうの給食は,
菜飯,グリルチキン,きゅうりのごまサラダ,ミートボールスープです。

きょうから教育実習生が始まりました。人数が増えるため,給食室は大忙しですが,皆さんに附属小の給食をおいしく食べてもらえるよう,心を込めて調理します。

人気の「グリルチキン」は,鶏肉に醤油,白ワイン,にんにくを合わせたものに漬け込み,オーブンで焼きます。

「きゅうりのごまサラダ」には,夏野菜の代表「きゅうり」がたくさん入っています。きゅうりは一年中食べられますが,やはり今の時期が一番安く,おいしく食べられます。しかし,今年はきゅうりの価格がとても高い上,品薄が続いているとのことです。

きゅうりの原産地はインドのヒマラヤ山麓とされています。日本には中国を経て,平安時代に渡来したとされています。江戸時代までは苦みが強かったので,黄色く熟したものを食べていたようです。
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8月31日の給食

きょうの給食は,
背割りコッペパン,牛乳,ホットドッグハンバーグ,ラタトゥイユ,コーンサラダ,ヨーグルトです。

8月31日は「野菜をたくさん食べてほしい」という意味を込め,8(や)31(さい)の語呂合わせから「野菜の日」に制定されています。そこで給食でも,夏野菜を中心とした献立にしました。

しかし,今年はお盆時期の長雨や災害などが影響して,野菜の値段がとても高く,また予定していたズッキーニの収穫がなく,他の野菜に変えなければならない状況となりました。私たちの食生活は,日々生産者の方々に支えられていることを改めて感じます。

「ラタトゥイユ」は夏野菜をたっぷり使う南フランス発祥の料理で,味付けはシンプルにし,煮込んでいきます。パンやパスタとの相性がよく,冷やして食べてもおいしくいただけます。子どもが苦手なかぼちゃやなす,ピーマンが入っていますが,食べてくれると嬉しいです。

野菜は苦手な人が多いですが,同じ食材でも料理によって味が変わります。まずは一口挑戦してみることが大切です。
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8月30日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,魚のカレー竜田揚げ,和風サラダ,豚汁です。

長い夏休み,元気に過ごすことができましたか?2学期最初の給食は,子どもたちが好きな献立の組み合わせにしました。久しぶりの給食となりますが,残さず,おいしく食べてくれると嬉しいです。

「魚のカレー竜田揚げ」はモウカザメが使われています。食感は鶏肉に近いことから,魚が苦手な子でも食べやすいです。子どもたちからは「またサメ出して。」とリクエストがくるほどです。

「サメは捨てるところがない」と言われるほど,余すところなく使われています。サメは東北ではとても身近な食材で,フライや酢味噌和え,煮物,焼きものなどに調理され,食されています。また,サメの肉は色が白く,粘りがあるため,はんぺんやさつま揚げなど,練り製品の材料にも使われています。
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