3月19日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さわらの竜田揚げ,菜の花のおかか和え,おきりこみ(醤油)です。

毎月19日は食育の日こんだてです。そしてきょうは,今年度最後の給食となりました。お昼の放送時間を利用して,食材のお話をします。

きょうは春にちなんだ食材と群馬県の郷土料理「おきりこみ」を組み合わせました。食卓に春の訪れを告げる野菜といわれる「菜の花」を使ったおかか和えが登場です。年に1回給食で出しますが,好き嫌いはあるものの,子どもたちはしっかり食べてきます。爽やかな苦みが特徴で,この苦みがからだの免疫力を高め,またビタミン,ミネラルを多く含みます。

6月から始まった給食は,感染症対策のため,例年とは違った形での実施となりました。子どもたちは新しい形式に慣れ,今では手洗い,消毒から準備,後片付けまでの一連の取組を当たり前にできています。またどのクラスも静かに食べることで,給食をしっかり食べられるようになりました。4月からも引き続き,子どもたちにとって魅力のある,安心安全でおいしい給食を作ります。1年間大変お世話になりました。
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3月17日の給食

きょうの給食は,
わかめごはん,牛乳,グリルチキン,れんこんサラダ,ウィンナースープです。

6年生にとって,附属小最後の給食となりました。中学校は給食がないため,子どもたちにとっては,もしかすると給食そのものが最後かもしれません。
きょうは,人気の献立を組み合わせ,調理員さんたちがいつも以上においしく仕上げてくれました。よく味わって,おいしく食べてもらえると嬉しいです。

「れんこんサラダ」は,シャキシャキとした歯ごたえがおいしいサラダです。皆さんはレンコンをどのように食べますか?以前子どもたちが全校に実施したアンケートでは,好きな野菜の上位にレンコンがありました。きんぴらや煮物に限らず,サラダにも使います。くせがなく,どんな味付けや料理に合うので,子どもたちがよく食べる野菜です。
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3月16日の給食

きょうの給食は,
黒パン,牛乳,米粉のポタージュ,キャベツのマスタードサラダ,清美オレンジです。

「清美オレンジ」は今季初登場です。最近は柑橘類の種類が豊富で,お店にいってもどれを選ぼうか,迷ってしまうほどです。清美オレンジは,アメリカのオレンジと日本の温州みかんを交配して作られたものです。2月から4月まで出回ります。

「米粉のポタージュ」は,名前の通り米粉(上新粉)を使ったポタージュです。シチューと違い,あっさりとしたやさしい甘みがおいしいポタージュに仕上がっています。上新粉はうるち米を洗って乾燥させて後,細かい粉状にしたものです。上新粉はねばりが少なく,コシと歯ごたえがあるのが特徴で,お菓子ではお月見団子や柏餅に使われ,またきょうのような料理のとろみづけなどにも適した食材です。
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3月15日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,鮭のみりん醤油漬け,揚げじゃが芋のそぼろあん,青菜の味噌汁です。

「揚げじゃが芋のそぼろあん」は人気メニューのひとつです。皮付きのフライドポテトに,甘辛いそぼろあんをかけたものです。以前先生の思い出給食で,藤岡市の定番メニューとして教えていただきました。そぼろあんはごはんにかけてもおいしい味付けです。

「青菜の味噌汁」は小松菜を使っています。小松菜は,江戸時代以降に東京の小松川地区で栽培され,その地名から「小松菜」の名がついたとされています。寒さに強い緑黄色野菜のひとつで,ベータカロテンを豊富に含むほか,ミネラル類も多く,とりわけカルシウムが豊富にふくまれています。

3学期の給食も残すところ,あと4回となりました。残さず,おいしく食べてもらえるよう,毎日心を込めて作ります。
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3月12日の給食

きょうの給食は,
醤油ラーメン,牛乳,ポークシューマイ,花野菜サラダです。

きょうのリクエスト献立は,中学部から「ポークシューマイ」がリクエストされました。そこで,相性ばっちりの醤油ラーメンを組み合わせました。子どもたちが大好きなメニューです。

カリフラワーはブロッコリーの突然変異種として生まれました。最近はブロッコリーが主流ですが,40年ほど前はカリフラワーの方が存在感のある高級野菜でした。それが今ではブロッコリーの消費量が圧倒的に高く,カリフラワーを知らない子どもがいるほどです。ブロッコリーほどではありませんが,ビタミンCや糖質も多いことから,海外では生のままサラダで食べられています。
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3月11日の給食

きょうの給食は,
ナン,牛乳,キーマカレー,コールスローサラダ,フルーツヨーグルト和えです。

「ナン・キーマカレー」は6年3組のリクエスト献立です。4年ぶりの登場となりました。また「フルーツヨーグルト和え」は高等部のリクエストデザートです。

6年3組ではリクエスト献立を考える際,今まで食べた給食をふりかえり,大盛り上がりとなったようです。その時に,数名の子どもたちが2年生の時に出ていたこの献立を思い出したとのことでした。
子どもたちの記憶に残っていたことに感心し,作り手としてはとても嬉しい気持ちになりました。

大量の玉ねぎをみじん切りにし,よく炒めて甘みを出します。ナンにぴったりのおいしいキーマカレーに仕上がりました。また副菜の組み合わせは,お店で食べるような雰囲気を楽しんでもらえればと思い,イメージしました。初めて食べる子はもちろんのこと,特に6年生には給食の思い出と共に,おいしく食べてほしいものです。
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3月10日の給食

きょうの給食は,
さくらごはん,牛乳,さめの竜田揚げ,白菜のぱりぱり和え,さつま汁です。

さつま汁は鶏肉を使った具沢山の味噌汁で,鹿児島県の郷土料理です。サツマイモが入っていることで,ほんのり甘みがあり,また鶏の出汁がきいた汁物です。

竜田揚げには,モウカザメが使われています。食べると鶏肉のような食感なので,子どもたちから「サメが食べたい!」とリクエストが出るほど,人気の献立です。

サメは低カロリー,低脂肪,高たんぱく質の食材です。漁獲量日本一の宮城県では,煮つけ,刺身,フライ,酢味噌和えなど,色々な料理に使われています。また鶏肉のような食感を活かし,フカバーガーとしてご当地グルメにもなったり,サメの肉を使った「フカ団子」は,給食にも良く使われているそうです。
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3月9日の給食

きょうの給食は,
玄米ごはん,牛乳,ビビンバの具,小松菜のナムル,春雨スープです。

きょうは小学部のみなさんから「春雨スープ」のリクエストをもらいました。人気のビビンバにぴったりのスープです。給食室前にある献立表を見て,「やったー!ビビンバだ!」という声が多く聞かれました。

春雨は,穀物などのデンプンを水で練り,型から麺状に押し出したものをゆでて乾燥したものです。春雨という名称は,中国から日本に入ってきた時に,細長く透明で繊細な見た目を,春の雨に見立てて春雨(ハルサメ)と呼んだといわれています。もとは緑豆の粉で作られていましたが,最近はじゃがいもなどのでんぷんから作られています。きょうのような熱を加える料理に使う場合は,緑豆春雨がおすすめです。
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3月8日の給食

きょうの給食は,
揚げパン(ココア),牛乳,大豆サラダ,ブロッコリーのスープ,セレクトデザートです。

きょうは6年1組・2組によるリクエスト献立です。「揚げパン(ココア)」のリクエストがありました。またお楽しみのデザートは,6年生全クラスと小学部のリクエストによるものです。

きょうの揚げパンはコッペパンを使います。2つの回転釜を使って,1つ1つていねいに揚げていきます。揚がったパンを熱いうちに,ココアシュガーにからませて仕上げます。
とても大変な作業なので,朝から給食室は気合い十分に挑みました。

揚げパンの始まりは,学校を休んだ子どもたちのためにおいしいパンを届けたいという調理員さんの想いから生まれました。給食で残ったパンが固くなってしまった為に,その残ったパンを活用しようとして考案されたのが「揚げパン」と言われています。

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3月5日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,厚揚げと豚肉の味噌炒め,春雨サラダ,不知火です。

不知火(しらぬい)は「デコポン」とも呼ばれています。清美オレンジとぽんかんをかけあわせたもので,酸味が苦手な人でも食べやすい柑橘類です。内皮がやわらかいので,房ごと食べられます。

「春雨サラダ」は附属小を代表する献立で,子どもたちは大好きです。昔からある定番メニューで,味付けもずっと変えず提供しています。
卒業を迎える6年生にとっては,附属小で食べる最後の春雨サラダになります。給食を思い出してもらえるよう,いつも以上においしく作りました。残さず,おいしく食べてもらえると嬉しいです。
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3月4日の給食

きょうの給食は,
背割りコッペパン,牛乳,粗びきフランクフルト,ジャーマンポテト,ほうれん草のスープです。

子どもたちはホットドッグにして食べるのが楽しみな様子です。

「ジャーマンポテト」に使用するじゃがいもは55kgもありますが,調理員さんたちがおいしく仕上がるよう,ていねいにカットしてくれます。それをスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにし,バターでソテーしたベーコン,玉ねぎと合わせます。
じゃがいもは米が育ちにくい寒冷地でも獲れ,麦,米,トウモロコシと並ぶ「世界の四大作物」です。今は赤道直下から北極圏まで栽培されているのはじゃがいもだけで,100か国以上の国々で栽培されているそうです。
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3月3日の給食

きょうの給食は,
酢飯,ジョア,手巻きずしの具,ツナマヨサラダ,ばち汁です。

きょうはひな祭りですね。皆さんのご家庭ではどんな料理を予定していますか。
そしてきょうの給食は,卒業を迎える高等部の皆さんから「手巻き寿司」をリクエストがありました。おいしく食べてもらえるよう,いつも以上に心を込めて作りました。海苔に酢飯をのせ,白身魚の竜田揚げや厚焼き卵,またツナマヨサラダを入れてもおいしいです。ツナマヨサラダは,酢飯に合う味付けにしました。

「ばち汁」は1月の食育の日献立に登場した,兵庫県の郷土料理です。子どもたちから「おいしかった!」の声をたくさん聞くことができ,どのクラスも良く食べていた献立です。そうめんを作る時に切り落とす部分が「ばち」です。そうめんと比べてこしとねばりがあり,汁に入れてものびずにおいしく食べられます。
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3月2日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,和風おろしハンバーグ,ほうれん草のごま味噌和え,鏑汁です。

和風おろしハンバーグ,鏑汁とも子どもたちが好きな献立です。
「鏑汁」は富岡地区に伝わる郷土料理で,富岡製糸場の繭玉をイメージした白玉が入っているのが特徴です。醤油,塩,味噌で味付けした汁に,豚肉,根菜を中心とした野菜と白玉がよく合います。

「ほうれん草のごま味噌和え」には,ほうれん草,もやし,人参を入れ,すりごまと炒りごま2種類を組み合わせています。ほうれん草は苦手な子どもが多い野菜ですが,ベータカロテンだけでなく,鉄分やビタミンCも豊富に含まれているので,しっかり摂ってほしい野菜です。
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3月1日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さばの味噌煮,和風サラダ,豆腐のすまし汁です。

今年度の給食もいよいよ終盤を迎えます。卒業を迎える子どもたちにとって,給食が思い出の1ページとなれるよう,給食室もいつも以上に心を込めて作ります。また,1年間子どもたちが学校生活をどのように取り組むことができたかをふりかえる月でもあります。進級に向け,給食を通じて応援したいと思います。

「さばの味噌煮」は好きな人が多い献立です。一方,魚と聞くだけで,苦手意識を持つ子どもが多いのも課題です。魚にはからだをつくるのに欠かせないたんぱく質の他に,カルシウムや不飽和脂肪酸など,肉とは違った栄養素も多く含まれています。毎日の食生活の中で,魚もバランスよく取り入れて,しっかり食べられるようになると良いですね。
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2月26日の給食

きょうの給食は,
黒パン,牛乳,クリームシチュー,ブロッコリーのサラダ,オレンジです。

きょうの果物はぽんかんを予定していましたが,ぽんかんが終盤となり,入荷が見込めないことから,「オレンジ」に変更となりました。八百屋さんが届けてくださる果物は,いつも甘くて新鮮です。

サラダにはブロッコリー,きゅうり,ツナが使われています。
ブロッコリーには,ビタミン,ミネラル,食物繊維などの栄養素が含まれており,特にベータカロテンとビタミンCは野菜の中でも多く,感染症予防にはぴったりです。また葉酸やビタミンKもあり,成長期の子どもたちにはしっかり食べてほしい野菜です。

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2月25日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,さんまのおかか煮,しゃきしゃき野菜の梅昆布和え,呉汁です。

このところどのクラスもメニューを問わず,しっかり食べてくるようになりました。きょうのような魚を中心とした和食メニューでも,残菜が少ないことは,とても喜ばしいことです。

しゃきしゃき野菜の梅昆布和えは,新しい献立です。レンコン,きゅうり,水菜,切り干し大根といった歯ごたえのある野菜に,カリカリ梅とうま味がある昆布を混ぜました。

酸味を感じる梅には,クエン酸が多く含まれています。クエン酸には,疲れの原因物質とされている乳酸を蓄積させずに,エネルギー代謝をスムーズに行うことから,疲労回復を早める効果があります。またカルシウムの吸収を良くする働きがあるため,きょうのような骨ごと食べるさんまのおかか煮などの食べ合わせにはぴったりです。
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2月24日の給食

きょうの給食は,
カレーうどん,牛乳,いかの天ぷら,さっぱり和えです。
昨日までの気候とは変わり,寒い日となりました。そんな寒い日にぴったりのカレーうどんが登場です。

天ぷらに使われているイカは,世界に450種類以上おり,その中で日本の近くの海で確認されているのは約140種類,食用になるものは20種類といわれています。日本人のイカの消費量は世界でもっとも多く,コウイカ,スルメイカ,ケンサキイカ,ヤリイカなどがよく食べられています。高たんぱく,低脂肪で,血液中のコレステロールを低下させるタウリンを多く含んでいます。

休み明け,元気に登校できましたか。生活リズムが乱れた時は3回の食事をしっかり摂ることで,からだのリズムを整えるように心がけましょう。まだ寒い日が続くようです。元気に過ごすためには,栄養バランスのとれた食事が大切です。
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2月22日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,モリモリ麻婆豆腐,切り干し大根のサラダ,いちごです。

定番の麻婆豆腐に,にら,小松菜,たけのこなど,野菜を多く入れることから「モリモリ麻婆豆腐」という名前になりました。苦手な野菜も人気の麻婆豆腐に入っていると,ごはんといっしょに食べられるようです。

いちごは今季初登場です。今年は値段がとても高く,なかなか給食で登場できませんでした。いちごは春の香りを運んでくれる代表的なくだものです。ビタミンCが豊富で,その量はみかんの約2倍あります。ビタミンCを活かすには,そのまま食べるのが一番おすすめです。
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2月19日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,豆腐めしの具,サバの塩糀漬け,土佐和え,けの汁です。

毎月19日は食育の日献立です。お昼の放送時間を利用し,料理や食材のお話をします。

「豆腐めし」は,群馬県利根地区に伝わる郷土料理です。昔から利根地区は,大豆の産地で,木綿豆腐づくりが盛んでした。炒めた豆腐をご飯に混ぜて食べたことが始まりとされています。給食でも甘辛く味付けした具を,1クラスごとに分けて混ぜていきます。

「けの汁」は青森県津軽地方の郷土料理です。「粥の汁」が訛ったものです。けの汁は昔,お米が貴重だった時,山菜や野菜をお米に見立て,細かく刻んで食べたのが始まりと言われています。色々な野菜が入っているため,栄養満点な上,保存がきくことから今でもよく食べられている料理だそうです。
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2月18日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,こんにゃくと鶏肉のうま煮,白菜のごまマヨサラダ,いよかんです。

今月は大豆・大豆製品を中心とした献立を実施しています。「こんにゃくと鶏肉のうま煮」には,がんもどきが入っています。教室では「これ,何の食べ物?」と質問され,中にはがんもどきを知らないという子どももいます。

「がんもどき」とは,水気を切った豆腐に小さく刻んだ野菜などを混ぜ込み,形を整えて揚げたものです。「飛竜頭(ひりょうず,ひろうす)」とも呼ばれています。良質なたんぱく質の他に,大豆と同様にビタミン,カルシウムもふくまれています。がんもどきは豆腐を一度くずしたものを固めることから味がしみ込みやすく,きょうのような煮物やおでんの具材にぴったりです。ぜひご家庭でも取り入れてみてください。
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