ぐるんぱのようちえん

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これは、とっても大きな象のぐるんぱのお話です。ずうっとひとりぼっちで暮らしてきたので、汚くてくさいにおいがします。ときどき「さみしいな」と言ってメソメソ泣いていました。ある日、ジャングルのみんなに体をきれいにしてもらい、働きに出かけることになりました。いろいろな仕事場で一生懸命に働きますが、いつも失敗ばかりで「しょんぼり、しょんぼり」。そんなぐるんぱが、たくさんの子どもたちのために作ったのは、とても素敵な幼稚園でした。
失敗を繰り返しながらも前に進めば、自分の居場所は、きっと見つかるよ!と励まされる絵本です。
「ぐるんぱのようちえん」
西内ミナミ/作
堀内誠一/絵
福音館書店
群馬県立館林美術館で、ぐるんぱの絵を描いている堀内誠一さんの展示会が開催中です。
(2023.10/7~12/17)