旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ1)

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ひとり旅を愛する船のり、黒ねこサンゴロウの冒険を描いた、全10巻からなる「黒ねこサンゴロウ」シリーズ。
小学生にピッタリの読みやすいシリーズながら、うれしさ、悲しさ、せつなさなど、さまざまな感情があふれる大人っぽい物語です。手にとれば、きっとあなたも主人公サンゴロウのクールな生きざまに憧れてしまうことでしょう。これから始まる長い夏休み。あなたもサンゴロウと冒険の旅に出掛けてみてはいかがですか?

10巻は長いと思われる方も、ぜひ第1巻『旅のはじまり』を開いてみてください。いつも心の片隅であこがれている冒険へ、あっという間に連れていってくれる作品です。

『旅のはじまり』は、ひとり旅へでかけた男の子ケンが、特急列車にのるところから物語がはじまります。そこへ途中から乗り込んできたのが不思議な黒ねこサンゴロウ。サンゴロウは、これからうみねこ族の宝を探しに行くのだと言います。手にしていたのは宝の地図。「いっしょに、くるかい。つれていってやってもいいぜ。」サンゴロウはケンを誘います。さあ、わくわくする冒険の始まりです。

作者:竹下文子
絵:鈴木まもる
出版社:偕成社
発売日:1994年7月