6年生くすの木タイム 前橋オリエンテーリング

前橋オリエンテーリング当日。
目的は前橋の魅力を見つけて発信していこうというもので,総合的な学習の時間「くすの木タイム」の授業の一環です。
1学期からどこをターゲットにするか検討を重ねて決めた場所。班ごとに出発を待つ子どもたちは授業ではあるもののうきうきした様子が隠しきれていませんでした。修学旅行第二弾のようです。
 A班が選んだ場所は「不動大滝」。赤城山随一の大瀑布です。ただ,実際にそこまで行くことはできないため,「粕川支所」でお話を聞く計画でした。先生の合図によりスタート。バスで中央前橋駅まで行く予定でしたが,バスが来なかったため徒歩で行くことに。しかし,時間がギリギリだったため走りました。さすが子どもたち。容赦なく走ります。息も絶え絶えに駅へ到着。残り2分で発車の上電に乗り込むことができました。フラワーパークへ行く班を大胡駅で見送り,40分かけて粕川駅へ到着。粕川駅は風情のあるローカルな駅でした。駅前にある看板を確認して粕川支所へ。途中迷いかけましたが,見事なチームワークにより予定通り到着。会議室で5分程度の説明を聞いた後に,10/27に完成したばかりだという動画を拝見しました。先ほどまでの和気あいあいとしていた空気とは一変,真剣に話を聞きメモをする姿には感心しました。その後の質問タイムでもきちんと下調べをしてきたことが伺われる内容であり,職員の方もていねいに回答してくださいました。アンケートの記入をした後,目的を果たした安堵感からか往路よりも余裕がある様子で帰路につきました。 
 不測の事態にも臨機応変に対応し,楽しむところとまじめにすべき時間をきちんと使い分けられる子どもたちの姿は6年生として誇れる姿であり,小学校生活を通してしっかりと成長してきたことを感じることが出来ました。このように成長してこられたのも,ここまで導いてくださった先生方のおかげだと思います。
最後になりますが,児童の自主性に任せながらも安全面に留意できるよう計画を立て,当日もすべての班に目を配り見守ってくださった先生方,ありがとうございました。
(文責 Y・Y)

B班は学校から徒歩で群馬県庁へ向かいます。地図を見なくても迷うことなくどんどん歩いていく子どもたちに驚かされます。20分ほどで到着し,県庁をバックに様々なポーズで写真を撮ります。その後ウォークスルータイプの体温測定に少し驚きながらエレベーターで展望台へ。32階からの眺望を堪能する中,偶然にもぐんまちゃんに遭遇し,一緒に写真を撮りました。その後,本日の目的の一つである群馬県職員の方へインタビューします。対応してくださったのは,観光魅力創出課の女性。群馬県の魅力について,あらかじめ質問してことへの回答をいただき,また,「ワーケーション」「マイクロツーリズム」などの初めて聞くような言葉についても教えていただきました。子どもたちの一生懸命メモを取る姿がとても印象的でした。
県庁を後にして,次なる目的地のるなぱあくへ徒歩で向かいます。こちらでもまずは管理棟で体温測定をしてからの入場です。乗り物に乗りたい気持ちを抑えて,本日のもう一つの目的であるインタビューを,迷路やジェットコースターなどの乗り物の担当の方に行います。るなぱあくの歴史や魅力についてお話を伺いましたが,皆さま笑顔で快く応じて下さり、その姿にるなぱあくへの愛や誇りを感じました。こちらでも子どもたちはたくさんメモをとりながら一生懸命質問をしていました。
きちんと目的を果たし,帰路につきます。朝学校を出てからほぼ座ることなく歩き続けること3時間ほど。さすがに疲れは少し見えましたが,愚痴や文句を言うこともなくしっかりと歩いていく姿に改めて成長を感じるとともに,彼らが向かう未来の群馬県がさらに魅力あふれるものとなることを心から願う一日となりました。
(文責 M・A)
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4年生 くすの木タイム「目指せ!幸せ届ける笑学生〜みんなを楽しませる動画作り〜」

11月25日 1時間目〜3時間目に4年生のくすの木タイムの授業が行われました。
コロナ禍で外出できず,人と関わりにくい中,人を楽しませる何かをみんなで考え,「多くの人を楽しませる動画」を作成することになり,1学期から取り組んでいます。

<1組>
撮影した動画を,グループごとにタブレットを用いて編集していました。テーマは,落語,読み聞かせ,劇,ピタゴラスイッチ,引き出しや小物入れの工作,運動などでした。自分たちで考えたオリジナルのアイディアがたくさん見られ,人を楽しませたいという子どもたちの思いが感じられました。
「見る相手のことを考え,自分も相手も楽しくうれしくHappy」になるように,「動画のつなぎや長さを工夫したほうがよいのでは?」,「字幕を入れたほうが相手にわかりやすいのでは?」など改善点を話し合ったり,動画に入れる音楽はどのようなものがよいかなど相談したりしながら,編集作業を進めていました。
<2組>
授業のはじめに,動画作成の目標を確認しました。大切にすることは,「見る人の気持ちになって考えること」。選んだテーマは8つ。1.割り箸鉄砲の作り方,2.なぞとき,3.学習クイズ,4.室内ゲームの作り方,5.水性ペンの色分け実験,6.擬似体験,7.ガチャ作り,8.表面張力実験でした。
グループごとに,インターネットで情報収集をすること,撮影した動画に音声を録音すること,説明文を加えることをしていました。また,できた動画について,「見た目の分かりやすさ」,「聞き取りやすさ」,「長さ」など,よい点や悪い点を出し合い,更に改善するグループもありました。みんなタブレットを上手に使いこなし,協力して手際よく作業していました。よりよいものを作るために,真剣に取り組む姿に感心しました。
<3組>
3組では,できあがっている動画(テーマは黒板アート,レゴ,折り紙,人生ゲームの作り方など)を他学年の児童に見てもらい,感想をアンケートで調査することになっていました。そこで,授業では,「アンケートの内容を話し合って決めよう」というめあてで,各グループで話し合っていました。以下のような意見が飛び交う様子が見られました。 
・動画を見てどこがよかったか?またどこが悪かったか?
・この動画をもう一度見たいですか?
・コロナ禍の中でも楽しめましたか?などです。
「それぞれがんばって作った動画について,うれしいアンケートの返信がたくさん来ればいいな」と思いました。
子どもたちの思いがつまった動画が,きっとみんなを楽しく,『えがお』にしてくれることでしょう。完成が楽しみです。

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5年生 3学級合同体育「HARA CUP」

11月26日
 5年3学級対抗のフラッグフットボール大会,通称「原カップ」が開催されました。1位のクラスには原先生お手製の優勝カップが手渡されます。
 フラッグフットボールとは,アメリカンフットボールから生まれたスポーツです。攻撃と守備に分かれ,攻撃側は,ボールをどれだけ相手の陣地の奥まで運べたかで得点が決まります。守備側は,タックルの代わりに,攻撃側が腰につけている「フラッグ」を取ることで前進を止めることができます。
 大会当日は天候に恵まれました。さわやかな青空の下,実行委員の児童たちによる元気な選手宣誓が校庭に響き,大会が始まりました。4つの各コートで,コロナ感染予防を意識した「エアー握手」をして試合スタートです。これまでは,各学級での体育の授業で練習を重ねてきました。初めての別学級チームとの対戦,また,久しぶりの合同体育ということで,大会はとても盛り上がっていました。チームごとに,誰がボールを最初に持ち,どのようにボールを運ぶか,試合前の作戦タイムで相談します。仲間とのコミュニケーションも勝利への大事なポイントのようです。見事にボールをコートの奥まで運ぶ攻撃チームや,素早く腰のフラッグを奪って敵の前進を止める守備チームなど,各コートで熱戦が繰り広げられました。
 大会結果は,1位が2組,2位が3組,3位が1組となりました。結果は様々でしたが,試合が終わればノーサイド。子どもたちは練習の成果を出し切り,仲間とのスポーツを楽しめたようで,晴れやかな表情が見られました。
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