10月30日の給食

きょうの給食は,玄米ごはん,牛乳,カレー,ひじきのサラダです。

読書週間献立4日目です。きょうの本は「給食番長」です。この本は以前も登場しました。絵がおもしろいだけでなく,作り手である私たち(給食のおばちゃんたち)が心をくすぐられる内容です。

「カレー」といっても,季節によって使う具材を変えたものなど,何種類か献立があります。きょうのカレーは基本の具材ですが,玉ねぎをたくさん使い,しっかり炒めて甘みを出すタイプのカレーです。
インドのローカルな食べ物であったカレーは、18世紀に植民地支配をしていたイギリスによってヨーロッパに紹介され、そののち世界中でポピュラーな食べ物となっていったと言われています。

人気のカレーとサラダの組み合わせに,きょうはどのクラスの食缶も空になってくると思います。
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10月29日の給食

きょうの給食は,丸パンスライス,牛乳,ころもうみ,キャベツのマスタードサラダ,えだみかんのスープです。

読書週間献立3日目です。きょうの本は「ぜったいたべないからね」です。この本は以前も登場したことがあります。その当時にいらした先生で,1年生によく読み聞かせしていたことから選びました。

子どもが食べ物を苦手とする理由は様々だと思いますが,先入観で食べないことが多いということ,そしてまずは1口食べてみることが大切なことを,この本は教えてくれます。
きょうの給食「ころもうみ」「えだみかん」はいったい何の食べ物でしょうか?想像しながら食べると,食べ終わるころは苦手なものも「おいしい!」になっているかもしれません。
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10月28日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,焼き魚(さんま),酢味噌和え,だまこ汁です。

読書週間献立2日目です。きょうの本は「もったいないばあさんのいただきます」です。もったいないばあさんだったら,子どもたちにどんな料理を伝えたいだろうと考え,魚を主菜とした和食献立にしました。
だまこ汁は,秋田の郷土料理です。だまことは「ごはんをつぶして丸める」の「だま」に方言の「こ」が付いたと言われています。

魚は今が旬の「さんま」です。秋の味覚であるさんまは,近年漁獲量が減り,値段も高い上,新鮮なものが食べられる時期も短くなったように感じます。骨付きの魚を食べる機会が減った子どもたちは,きょうのような魚は苦手だと思いますが,一口でも挑戦して食べてほしいものです。
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10月27日の給食

きょうの給食は,ごはん,ジョア,ハンバーグデミグラスソースかけ,ワタナベさんのナポリタン,じゃがキム汁です。

きょうから読書週間献立が始まります。メディアルームにある本の中から5冊選び,本の中に登場する食べ物を使った献立です。毎年メディアルームには,給食に登場した本を読んでみたいと子どもたちが訪れます。今年は感染症対策もあり,難しい部分もあると思いますが,ぜひ機会があれば本を読んでみてください。またホームページでも併せて本の紹介もあります。そちらもご覧ください。

そしてきょうの本は「ワタナベさん」です。
お話に登場するナポリタンをそのまま再現しました。献立は「町の洋食屋さん」をイメージした組み合わせにしました。おいしく食べてくれると嬉しいです。

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10月26日の給食

きょうの給食は,きのこうどん,牛乳,ごぼうのかき揚げ,じゃこ入り和風サラダです。

きょうは秋の味覚がたっぷり入ったきのこうどんです。きのこは苦手という人もいますが,きのこにはカルシウムの吸収をよくするビタミンDや,おなかの調子を整える食物繊維が豊富に含まれています。きょうは「なめこ,しめじ,えのきたけ,干ししいたけ」が入っています。とろみのあるうどん汁は,今の季節にぴったりです。

また干ししいたけには,うま味成分グアニル酸とよばれる成分があり,これは昆布のグルタミン酸,かつお節のイノシン酸と並んで,和食の三大うま味成分の一つと言われています。
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10月23日の給食

きょうの給食は,麦ごはん,牛乳,家常豆腐(ジャージャンドウフ),華風和え,りんごです。
きょうのりんごは,長野県から届いた「シナノスイート」です。

家常豆腐は中華料理のひとつで,中国語で「ジア・チャン・ドウ・フ」とも読みます。字のとおり,家庭で常に(よく)食べられる料理という意味です。豆腐がついていますが,厚揚げを使います。豚肉と野菜を一緒に炒めます。青菜は「チンゲン菜」を使っています。コクのあるみそ味の炒め物なので,ごはんが進む一品です。

給食では青菜をよく使いますが,子どもたちは何の野菜か,区別がついていますか?ほうれん草,小松菜,チンゲン菜など,味も形も違います。お店で機会があれば,見比べてみると良いですね。
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10月22日の給食

きょうの給食は,ツイストロールパン,牛乳,ミートオムレツ,野菜サラダ,ミネストローネです。

ミネストローネは,イタリアの家庭料理です。「具だくさんの野菜スープ」という意味で,それぞれの家庭で入れる具材が変わり「イタリアの味噌汁」といわれるほど定番の料理です。トマトやにんにく,オリーブオイルなどを基本に,その時に冷蔵庫に余っている野菜を入れるのが定番のようです。
トマトには昆布にも負けないうま味成分「グルタミン酸」が多くふくまれています。我が家オリジナルのミネストローネを作ってみてはいかがでしょうか。

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10月21日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,春巻き,小松菜の中華風和え物,糸かまぼこの中華スープです。糸かまぼこの中華スープは新しい献立です。

ごはんのおいしい季節です。米という字に隠された数字「八」「十」「八」の文字は,88回もの多くの手間をかけて,米が育っていることに由来していると言います。ごはんを食べる時,感謝の気持ちも込め,最後の1粒までしっかり食べられると良いですね。

よく噛んで食べる習慣を心がけていますか?教室を回っていると「〇分で食べ終わった!」と話している子を見かけます。よく噛んで食べると,お米の甘みやうまみもしっかり感じることができますよ。また口の中で消化を促すので,おなかへの負担も少なくなります。
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10月20日の給食

きょうの給食は,菜飯,牛乳,おでん,ごまマヨネーズ和え,グレープゼリーです。

急に寒いと感じる日が増えてきました。きょうはおでんです。寒い季節にぴったりの料理ですね。

「おでん」は元々,豆腐をくしで刺し,味噌を塗った田楽がはじまりと言われています。江戸時代ではファストフードとして,庶民に親しまれてきました。今のような色々な具材を煮込んだ形になったのは,昭和に入ってからだそうです。

皆さんの好きなおでんの具は何ですか?ある企業が行ったアンケートでは,1位:大根 2位:卵 3位:こんにゃく となっています。
きょうの給食には全て入っています。出汁をしっかりきかせています。
今の季節に登場する給食のおでんをおいしく食べてくれると嬉しいです。

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10月19日の給食

きょうの給食は,上州かみなりごはん,牛乳,さんまの紅葉煮,さっぱり和え,おきりこみ(醤油味)です。

毎月19日は食育の日,そして10月は群馬県が定めた「学校給食ぐんまの日」です。きょうはお昼の放送時間を利用して,子どもたちに料理や食材の話をします。普段食べている給食について興味,関心を高めることがねらいです。

上州かみなりご飯には,群馬県の食材を使っています。鶏肉,ごぼう,人参,こんにゃく,油揚げなどの具材が入った炊き込みご飯です。

おきりこみは群馬県を代表する郷土料理です。「おっきりこみ」とも言います。おきりこみは地粉と呼ばれるその地域の小麦で麺を作り,地元でとれた野菜を使った汁に,味噌や醤油で味をととのえ,煮込む料理です。入れる野菜は季節や地域,そして各家庭で変わるようです。
今日の附属小のおきりこみは醤油味で,野菜をたくさん入れました。

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10月16日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,厚揚げのピリ辛炒め,わかめとツナの和え物,オレンジです。

「厚揚げのピリ辛炒め」は,附属小定番メニューの一つで,ごはんがすすむおかずです。辛みが少ないキムチの素が入っており,味のアクセントになっています。
厚揚げは「生揚げ」ともいいます。木綿豆腐を2センチほど厚めに切ったものを油で揚げたものです。油で揚げることで水分が抜ける分,栄養がぎゅっとつまっています。木綿豆腐や絹豆腐よりも,鉄分やカルシウムが多いのが特徴です。炒め物にすると豆腐とは違った食感や味わいが出て,おいしいですよ。
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10月15日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,サバの文化干し,キャベツのぱりぱり和え,きのこ汁です。

きょうの魚はサバです。10月から11月にかけては脂乗りがよくなるため,今がおいしい時期です。「青魚の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く,中でも脳の働きや発育を活発にする効果が高いDHAやIPAが多いです。また丈夫なからだをつくるたんぱく質やビタミン,ミネラルもふくんでいます。魚は苦手な人も多いですが,肉とは違った栄養やおいしさがあります。成長期の子どもに食べさせたい食材のひとつです。
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10月14日の給食

きょうの給食は,背割りコッペパン,牛乳,粗びきフランクフルト,アスパラとポテトのサラダ,野菜たっぷりスープです。

ドレッシングに粒マスタードを入れた「アスパラとポテトのサラダ」は,さわやかな酸味のあるポテトサラダです。子どもたちはよく食べてきます。
じゃが芋の主な成分はでんぷんですが,ビタミンCやカリウムも多く,寒い国では「冬の野菜」として大事にされてきました。通常ビタミンは熱に弱いのですが,じゃが芋は加熱するとでんぷんが固まり,ビタミンが中に留まるため,損失が少ないのが特徴です。これからの季節,ビタミンを意識して摂りたいですね。
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10月13日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,鶏の照り焼き,梅サラダ,あったま汁です。

「鶏の照り焼き」は,下味をつけた鶏肉をオーブンで焼き,その上に照り焼きソースをかけました。ごはんにぴったりのおかずです。

寒くなる季節にぴったりの「あったま汁」が登場です。あったま汁は群馬県の郷土料理で,下仁田ねぎを使うのが特徴です。給食では下仁田ねぎを使うのは難しいため,代わりに長ねぎを使用します。白菜,人参,しいたけをたっぷり入れた汁に,にんにくが少々入ります。
だしがきいた,からだが温まるおいしい味噌汁です。
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10月12日の給食

きょうの給食は,きつねうどん,牛乳,まいたけのかき揚げ,きゅうりのおかか和えです。

きょうのかき揚げには,まいたけが入っています。きのこを漢字で書くと「木の子」。木の根や落ち葉が多く積もったところに生えることから,「木の子ども」という意味で「きのこ」と言われるようになったそうです。煮ても焼いてもおいしいきのこ類には,食物繊維が豊富に含まれています。

朝晩と昼間の寒暖差が大きい季節です。風邪などからからだを守るためには,免疫力を高めることです。1日3回の食事をしっかりとり,バランスの良い食事をとりましょう。
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10月9日の給食

きょうの給食は,さくらごはん,牛乳,こんにゃくと鶏肉のうま煮,かけあえ,巨峰です。

さくらごはんは,子どもたちが好きなごはんです。うま煮との相性もばっちりです。

「かけあえ」とは,佐賀県の郷土料理です。魚介類を使った酢味噌和えのことをいいます。
季節によって材料を変えるなどして,普段からよく食べられている料理のひとつだそうです。また,地域の人々が集まるお祭りなどでは,ごちそうのひとつとして作ることもあるようです。きょうはツナにしました。甘めの味付けとなっています。
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10月8日の給食

きょうの給食は,ごはん,牛乳,サワラの西京漬け,こんにゃくのきんぴら,味噌汁です。

サワラは大きさによって名前が変わる出世魚です。50センチまでの若魚は「サゴシ」といわれています。またサワラの「サ」はせまい,「ワラ」はおなかのことを意味し,おなかがせまくスマートな体型を表すのが名前の由来だそうです。

きょうは西京漬けにしました。西京漬けとは,主に関西でよく使われる甘みの強い白味噌「西京味噌」を使って漬け込む料理です。サワラはさっぱりとしてくせがない魚なので,和洋中どの料理にも合います。魚料理というと,サケやサバといった定番になりがちですが,たまには違った魚を選んでみてはいかがでしょうか。
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10月7日の給食

きょうの給食は,
ごはん,牛乳,和牛プルコギ丼の具,ナムル,わかめスープです。

給食では値段が高く,使用することが難しい「群馬県産の和牛肉」を使った「プルコギ丼の具」が登場です。
新型コロナウィルスの影響で,在庫を抱える農産物や畜産物に対し,消費の底上げをしようと学校給食において食材として活用する取り組みです。11月にも和牛肉の使用を予定しています。普段は豚肉や鶏肉を使った献立が中心ですが,和牛肉で作ったプルコギは格別な味で,子どもたちも満足すること間違いなしです。

私たちが普段食べている食材は,様々な人の手が関わって食卓に並んでいること,そして食べものに感謝することや食品ロスの問題など,今回のことは子どもたちが改めて食べることについて学ぶ機会にもなります。
ご家庭でもぜひ話題にしてみてください。
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10月6日の給食

きょうの給食は,
丸パンスライス,牛乳,ごぼうたっぷりメンチカツ,コールスローサラダ,さつまいものクリームスープです。

サツマイモがおいしい季節になりました。ごはんやパンと同じ炭水化物が多く入っているので,食べるとエネルギーにかわります。またビタミン類やカリウム,食物繊維も豊富なので,野菜としての働きも期待できる食材です。

どんな環境でも育ちやすいサツマイモは,昔から非常食として重宝されてきました。サツマイモのやさしい甘さは,きょうのようなスープに入れても相性ぴったりです。
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10月5日の給食

きょうの給食は,
塩ラーメン,牛乳,ポークシューマイ,白菜の中華サラダです。

「白菜の中華サラダ」は新しいこんだてです。
白菜は通常3〜5kgくらいの大きさですが,最近では1kgほどのミニ白菜も見かけるようになりました。白菜は一年中出回りますが,秋から冬にかけては「冬白菜」と呼ばれ,一番みずみずしくおいしい時期です。寒くなればなるほど甘みを増してきます。また,くせがなく,どんな食材や味付けにも合うので,きょうのようなサラダにしてもおいしく食べられます。
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