最新更新日:2024/05/13 | |
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コロナ渦でも校内研究の灯を絶やさない 〜学校訪問の一コマから〜
枚方市立五常小学校は、
「枚方市 外部知見を活用した学力向上研究モデル校」の研究指定校として、 「根拠を持って話し、質の高いきき方を通して、新たな発見ができる子どもを育てる」 〜言語活動を用いた授業デザインの研究〜 をテーマに国語科を軸とした校内研究を推進しています。 1月下旬に6年生の研究授業がありました。 「選んだ本を推薦するためにプレゼンテーションをする」という単元のゴールに向け、 複数の物語文を関連付けて読み進めていく授業の一コマでした。 子どもたちは、教科書の物語文と自分が選んだ物語文に共通して訴えかけていること等を タブレット端末を用いて、他者に分かりやすく図示してまとめ、 友達と対話するなかで、自分の考えを深めていきました。 指導助言者の教育指導課 石黒桂子 学校運営アドバイザーからは、 ・国語科における「共有」とは ・与えられたものを使う授業から、今日の授業のように子どもが自分で選択する授業へ ・批判的思考の大切さ を中心に授業の講評がありました。 2月上旬には、1年生の研究授業がありました。 「レオ=レオニ(物語の作者名)音読劇団をつくろう」という単元のゴールに向け、 子どもたちは、「スイミー」という教材文の中の比喩表現に着目し、 物語の想像を豊かに膨らませていました。 指導助言者の神戸常盤大学 山下 敦子 教授からは、 ・国語科における映像資料の活用のありかた ・よい聞き手はよい話し手が育てる ・今後ICTを活用してつける力とは を中心に授業の講評がありました。 いずれの授業も研究授業実施にあたり、新型コロナウイルス感染症対策が万全に行われており、 授業後の協議では、「研究が五常小の子どもたちの『できた!』『わかった!』につながっているか」をテーマに熱心な議論が交わされました。 なにより、両学級の子どもたちが「今日のめあて」に向けて、一生懸命に学びに向かっている姿がありました。 プレイフルなワークショップを体験しました〜大阪工業大学でプログラミング教育続いては、図形を描いたり、色で塗りつぶしたりするプログラミング教材であるスクラッチのワークショップ。プログラミングしたキャラクターの動きを、実際に自分たちが床に置いたロープの上を動くことで、どうすれば図形が完成できるか問いを立てるところからスタートします。グループで相談しながら動きを分解し、抽象化し、実際に試して、解決まで何度も試行錯誤を繰り返しました。 スクラッチを経験した長尾小学校の山中校長は、「答えが1つじゃないところ、失敗してもやり直せるところ、体を使って考えを深めるところ、そしてできたときの達成感と学ぶ楽しさを自ら体験できた。この授業を子どもたちにも体験させたい」とグループのメンバーと大いに盛り上がりました。 オンラインのワークショップのサポートや、一連の「コンピュテーショナル・シンキング」についての講義、機械操作からまとめの動画編集まで学生たちが大活躍。主催者の大阪工業大学の佐野睦夫教授は、「プログラミング教育のパワーを感じた。学生たちが重要な役割を担ってくれ、充実のワークショップになった。」と振り返りました。 プログラミング教育を通じて、子どもたちが、自分からやりたいと思える授業を実現していきたいと感じたプレイフルなワークショップでした。 eスクールステップアップキャンプ2020開催昨今の状況を踏まえ、今回はオンラインによる開催となります。 枚方市が配信会場となり、 枚方市のこれまでの取り組みを発表する場もあります。 取組発表では 枚方市立蹉跎小学校の岩渕先生による特別授業や 枚方市立樟葉南小学校の瓜生先生のポスターセッション 枚方市立枚方中学校の広瀬先生のポスターセッション そのほかにも基調講演や教育ICT教材等の紹介や他自治体の事例発表 そして、 パネルディスカッションでは、 本市の教育アドバイザーある園田学園女子大学の堀田博史 教授がコーディネーターを務め、 「GIGAスクール スタートアップ 1人1台端末の早期活用に向けて」 をテーマに交流をします。 本市からは 教育指導課の統括指導主事の永山が登壇します。 11:00〜16:30まで盛りだくさんな内容となっておりますが、 この機会にぜひ、試聴をしてみてください。 申し込みはこちら↓ http://eschool.javea.or.jp/index.html |
枚方市教育委員会
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