最新更新日:2024/05/01
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学びあい、つながりあい、一人ひとりの未来をひらく〜自立、協働、創造に向けた主体的な学びを支え、可能性を最大限に伸ばす〜

枚方初の民間校長を紹介

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□第9回校長会において、任期付き採用予定者の榊 正文(さかき まさふみ)さんがオンラインで紹介されました。
・榊さんは民間企業取締役や大阪市区長のご経験を経て、令和3年4月から枚方市内小学校長として赴任されることが決定しています。
・1月から3月末までは、市教委において様々な研修を受講される予定であり、毎日充実した日々を送っておられます。
ご期待ください。

第9回校長会 奈良教育長〜年頭の所感〜

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
□コロナ感染について
校長先生方には、健やかに新年をお迎えになったことと、お慶び申し上げます。年末年始は、コロナ禍の渦中にありましたが、少しはゆっくりと休養していただけたでしょうか。
昨年中は、校長先生方はじめ教職員の皆様には、新型コロナウイルス感染症の感染防止や新しい生活様式などへの取り組み等で、大変ご心労をおかけいたしました。
年が明けても、コロナの感染は第三波となって拡散しており、大阪府においても、緊急事態宣言がなされるなど、予断を許さない深刻な状況を呈しています。
本市におきましても、陽性者が急増しており、児童生徒の陽性者も増加し、PCR検査を受ける児童生徒は急増しています。子どもたちの感染経路は、ほとんど家庭内感染であり、幸いなことに学校において感染が広がったケースはありません。これも、各学校の感染防止に向けた取り組みの成果だと思っています。

□成人祭について
さて、本年度の成人祭二十歳の集いは、安全を第一に考え、急きょ延期といたしました。
ギリギリでの延期決定となったことから、全ての新成人に延期の周知ができなければ、混乱を招くことから、全庁挙げて、約4400名の新成人のお宅に、延期を知らせる通知文をポスティングしました。また、広報車による巡回放送、防災無線による緊急周知放送、鉄道駅・バス車内・商業施設への周知ポスターの掲示、市内大学の協力による周知、さらに、校長先生方のご協力による各小中学校のブログでの周知、また、当日に、延期を知らない新成人が来られた時の対応のため、式場となる各中学校の校門への従事者の配置など、主催者として、出来うる限りのことを、すべてやり切りました。
その甲斐があって、当日、新成人が延期を知らずに式場の中学校に来ることはありませんでした。
特に、中学校の校長先生方には、自校のブログでのご協力だけでなく、当日校門で待機する職員のために、部屋を開け、暖をとれるようにして、お茶までご用意いただきました。寒波の到来で、凍えそうになって、校門での従事に当たっていた職員は、校長先生の心温まる配慮に、感激していたと聞いています。本当にありがとうございました。
成人祭二十歳のつどいは、この後、早急に、開催日を決めなければなりませんが、今のところ3月の日曜日を、候補日として挙げています。色んなことを考慮すると28日がよいのかなあとも思いますので、あらためて担当課から通知いたします。

□昨年の振り返り
(1)臨時の休校要請について
ここで、少し昨年を振り返ってみたいと思います。昨年は、2020東京オリンピックパラリンピックが、盛大に行われるはずでした。本市では、聖火リレーも予定されていました。前年に開催され、人気を博したラグビーワールドカップ以上の盛り上がりになっていたはずです。
昨年2月27日、突如、安倍首相から、3月2日㈪から春休みまでの臨時休校要請がありました。この期間は、学校にとりましては、年度末の繁忙を極める時期であり、一日たりともおろそかにできない大事な日々でもありました。しかも、急な要請であったことから、何の準備もできないまま、休校に入らざるを得なかったことが、悔やまれます。
その後、緊急事態宣言も出され、新年度に入っても臨時休校が続き、新年度の始業式もできないままとなり、6月15日に、ようやく学校が再開しました。
この長期にわたる臨時休校の子どもたちへの影響は、計り知れず、特に家庭的にしんどい状況にある子どもたちには、厳しいものがあったものと思います。
また、臨時休校の長期化により学習の遅れへの懸念から、ICT機器によるオンライン授業に注目が集まりました。
しかし、一部地域や私学を除き、多くの市町村立の学校では、本市同様に、ICT機器整備の遅れが露呈し、オンライン授業をはじめとするICT機器を活用した学習保障への取り組みは低調でした。
全国的に見れば、オンライン授業等ICT機器を活用して学習保障に取り組めたのは、わずか5%でした。

(2)GIGAスクール構想について
このような状況下、国は、GIGAスクール構想を3年前倒ししました。国は、各市町村学校の脆弱なICT機器の整備を充実させ、一人一台のタブレット配備と高速大容量のWi-Fiの設置のために、膨大な予算を組みました。このGIGAスクール構想により、世界の各国と比べ、後れを取っている、わが国の小中学校におけるICT教育の推進に、弾みをつけようとしました。
本市では、令和5年のGIGAスクール構想の実現に向け、教職員には、早い段階でタブレットを貸与し、早くその扱いに慣れるとともに、授業改善や業務改善に生かしていただく計画でした。しかし、GIGAスクール構想が、3年前倒しとなり、教職員へのタブレット配備と子どもたち一人一台のタブレット配備とが、ほとんど同時期となりました。
これは、想定外の事態ではありましたが、他の地域に先駆けて取り組んでいた枚方市情報教育推進ワーキングチームによる研修会が、その研修会の持ち方、有り方、内容等等、大変優れた取り組みであったことから、大きな成果をあげました。そして、各ワーキングチームの各メンバーは、それぞれの所属校において、ワーキングチームでの研修の成果を生かし、他の教員のICT活用能力向上を図るキーマンとして校内研修会等で大活躍してくれています。この取り組みをはじめ、本市のGIGAスクール構想の実現に向けた取り組みは、他地域の学校関係者等からも、高い評価を得るとともに、文科省も関心を持ってくれています。
二学期末、東京から文科省の担当課長自ら本市を訪れ、枚方中学校を視察しています。磯島小学校も視察予定に入っていましたが、コロナの感染が拡大しており、枚中だけの視察となりました。
校長先生方の多くは、ICT機器の扱いが不得手であったにも関わらず、ブログの作成にも取り組んでいただき、学校の情報発信にご尽力いただいています。

(3)ブログによる情報発信について
昨年11月31日までと期限を切り、ブログの立ち上げをお願いしたところ、それに応えていただき、全ての小中学校でブログを挙げていただきました。このブログは、保護者のみならず、地域の皆さん、市議会議員の皆様もご覧になっておられ、好評を博しています。私も、各学校のブログを見させてもらっています。ブログで、子どもたちの学校生活の様子や、日々職務に精励している教職員の姿を伝えることは、学校の信頼を厚くし、教職員への感謝の念にもつながることかと思います。
せっかくブログを挙げていただいているのに、ブログへのアクセス数が芳しくない学校も見られます。アクセス数を増やすためには、何らかの仕掛けも大事かと思います。アクセス数の多い学校の仕掛けを聞くなどして参考にすることをお勧めします。

(4)校長面談について
11月と12月にかけて実施した、校長面談では、校長先生方の熱意や本気度が伝わってまいりました。校長先生が本気で熱意をもって、GIGAスクール構想の実現に向けて、学校挙げて取り組もうとされていることがよくわかりました。

中学校はすでに、すべての生徒にタブレット端末を配備できました。小学校におきましても、すでに全児童に配備した学校もあり、今月中には、すべての小学校で、全児童へのタブレット端末の配備が完了することと思います。
教育委員会では、一人一台のタブレット配備を機に、次の三つのことに、精力的に取り組んでいただきたいと考えています。
一点目は、タブレットを活用した授業改善。二つ目は、タブレットを活用した子どもたちの個別最適化された家庭学習の定着。三つめは、タブレットを活用した教員の働き方改革。業務改善。です。
今年度は、新学習指導要領が完全実施された年度であり、中学校は来年度実施されます。本来であれば、新学習指導要領を踏まえた教育実践が関心の的になっていたはずです。しかしコロナの感染拡大による臨時休校が長期化したことなどから、新学習指導要領に関する話題が少なかったように思います。一方コロナ禍により、GIGAスクール構想が3年前倒しされ、一人一台のタブレット端末の整備が整いました。

□新年への期待と決意
新学習指導要領が謳う「主体的対話的で深い学び」を実現し、子どもたちの未来のまなびを構築するためには、教員の適切な指導と、ICT教育環境整備は不可欠です。タブレット端末を活用し、主体的対話的で深い学びの実現に向けた授業改善につなげる取り組みを充実させていただきますようお願いしておきます。
結びに、本年が皆様方にとって佳き年となることを祈念申し上げ、ご挨拶といたします。

枚方版教育モデルの作成

□市教委は今年度中に枚方版教育モデルver.1を作成し、デジタル配信する予定にしています。
・関西外国語大学の新坊昌弘教授にもご指導いただきながら、「試行錯誤で、少しずつ前進しているような感じです。」とは田中統括。

・「GIGAスクール構想で、授業改善の最前線で頑張っておられる先生方の努力に報いたい」との思いから、担当指導主事たちは連日「枚方版教育モデル」作成会議を行なっています。

・もちろんペーパレス会議です。
・タブレット上にある「枚方版教育モデル(案)」に討議した内容を書き込みながら喧々諤々(けんけんがくがく)の議論が続きます。
・ver.1の完成、ご期待ください!
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枚方市教育委員会
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