最新更新日:2024/05/01
本日:count up1
昨日:32
総数:194705
学びあい、つながりあい、一人ひとりの未来をひらく〜自立、協働、創造に向けた主体的な学びを支え、可能性を最大限に伸ばす〜

東香里小学校のICTを活用した授業を視察

10月27日 東香里小学校5年生社会科の授業を視察しました。
東香里小学校は、令和元年度、枚方市の研究指定校として「プログラミング教育研究モデル校」として実践研究を行いました。令和2年度は、「未来学習研究事業」の指定を受け、プログラミングコンテンツの効果的な活用について検証を図り、各教科等の学習活動を通じて児童の情報活用能力を体系的に育成するための実践研究を行っています。
授業は、iPadを活用しロイロノートを使って自分の意見を書き、友達の考えをピラミッドチャートやクラゲチャートを繋いで、最後に自分の考えをまとめるという授業でした。
授業展開は
・今の社会における自動車の課題と未来の車について(めあて)
・今の自動車のU D Eは?(ピラミッドチャートを使って一人で考える)
・ピラミッドチャートに書いた意見をグループで話し合う(意見交流)
・環境問題、交通事故、排気ガスなど、問題と思われることを出す
・Q Rコードを読み取り全員で共有する(考えを深める)
・新しい時代に求められる車は?(短い言葉で自分の考えをクラゲチャートの5つのボックスに書き込む)
・これからの車はどんな車が良いか
・交通事故を起こさない車(自動運転、踏み間違えない車)、環境に配慮した車(電気自動車など)、人々の暮らしに役立つ、酔わない車など(全員で意見交流)
・みんなの意見を紹介(振り返りとまとめ)
子どもたちは、iPadの操作に慣れていて、ロイロノートのピラミッドチャートやクラゲチャートに意見や考えを書き込み、それをもとに意見交流や全員の意見について知り、最後はロイロノートの思考ツールを活用して自分の考えをまとめていました。
 子どもたちは、iPadの画面上のキーボードでローマ字入力をしていました。ローマ字入力にも慣れている様子で感心しました。先生は、自分の考えを書くときのポイントとして「重要なのはなぜならばを書くことです。」と指示されていました。
授業後、竹林校長先生とお話しすることができました。
校長先生は、保護者のアンケートやiPadの活用時数をまとめ、分析したグラフの資料を見せてくださいました。それによるとiPadの教科ごとの活用時数では、267時間中社会科が96時間と最も多く、国語が49時間、総合的な学習の時間が47時間、図工が21時間、外国語が19時間、理科が17時間、算数が13時間、体育・音楽がそれぞれ4時間、学級活動が4時間という結果でした。
ロイロノートは非常に使いやすく、研究協議会でもロイロノートを使って教職員が意見交流を行っているというお話でした。また、児童集会や修学旅行出発式も体育館を使わず、オンラインで行い学校全体で取り組んでおられるようでした。
今後、全学年にiPadが配布されれば、さらに活用が増えるだろうと思います。何より子どもたちがiPadを活用して、自分の考えを書いたり友達の意見を聞いたりしながら、生き生きと楽しく授業を受けている姿がとても印象的でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

管理職研修を視察

 10月23日(金)午前中は、令和2年 第10回 枚方市教育委員会定例会・協議会があり、その後、「ICTを活用した学校教育の実践」をはじめ6件の案件について教育委員会事務局から報告がありました。
 午後からは、枚方市立教育文化センター大会議室で管理職研修があり、中学校の授業で活用しているミライシードと、小学校の授業で活用しているロイロノートの実技研修、教育委員会ブログ作成の実技研修を視察しました。
 研修の講師として、東香里小学校の矢島教頭先生が、ロイロノートの講義をされました。研修の内容は、実際にiPadを使い、東香里小学校の授業で実践したロイロノートの活用を画像で見ながら、iPadの効果的な使用方法と活用の有用性を体感しました。
 矢島教頭先生の講義は、大変分かりやすく、受講者の管理職も効果的な活用事例や先進的な取り組みについて理解を深めることができたと思います。今回の研修内容を各学校に持ち帰り、枚方市の情報教育がさらに充実するよう、管理職として教職員の指導力向上に役立てていただことを期待しています。
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
枚方市教育委員会
〒573-1159
住所:大阪府枚方市車塚1-1-1
TEL:050-7105-8052
FAX:072-851-2187