最新更新日:2024/05/01 | |
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コロナ渦でも校内研究の灯を絶やさない 〜学校訪問の一コマから〜
枚方市立五常小学校は、
「枚方市 外部知見を活用した学力向上研究モデル校」の研究指定校として、 「根拠を持って話し、質の高いきき方を通して、新たな発見ができる子どもを育てる」 〜言語活動を用いた授業デザインの研究〜 をテーマに国語科を軸とした校内研究を推進しています。 1月下旬に6年生の研究授業がありました。 「選んだ本を推薦するためにプレゼンテーションをする」という単元のゴールに向け、 複数の物語文を関連付けて読み進めていく授業の一コマでした。 子どもたちは、教科書の物語文と自分が選んだ物語文に共通して訴えかけていること等を タブレット端末を用いて、他者に分かりやすく図示してまとめ、 友達と対話するなかで、自分の考えを深めていきました。 指導助言者の教育指導課 石黒桂子 学校運営アドバイザーからは、 ・国語科における「共有」とは ・与えられたものを使う授業から、今日の授業のように子どもが自分で選択する授業へ ・批判的思考の大切さ を中心に授業の講評がありました。 2月上旬には、1年生の研究授業がありました。 「レオ=レオニ(物語の作者名)音読劇団をつくろう」という単元のゴールに向け、 子どもたちは、「スイミー」という教材文の中の比喩表現に着目し、 物語の想像を豊かに膨らませていました。 指導助言者の神戸常盤大学 山下 敦子 教授からは、 ・国語科における映像資料の活用のありかた ・よい聞き手はよい話し手が育てる ・今後ICTを活用してつける力とは を中心に授業の講評がありました。 いずれの授業も研究授業実施にあたり、新型コロナウイルス感染症対策が万全に行われており、 授業後の協議では、「研究が五常小の子どもたちの『できた!』『わかった!』につながっているか」をテーマに熱心な議論が交わされました。 なにより、両学級の子どもたちが「今日のめあて」に向けて、一生懸命に学びに向かっている姿がありました。 |
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