最新更新日:2024/05/01
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学びあい、つながりあい、一人ひとりの未来をひらく〜自立、協働、創造に向けた主体的な学びを支え、可能性を最大限に伸ばす〜

情報教育推進ワーキングチーム 第18回コア会議(オンライン)を開催しました。

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枚方市立小中学校では、教職員と児童生徒に1人1台のタブレット端末が配備されました。そのことを受けて、タブレット端末の効果的な活用を図ることを目的に小中学校教員と指導主事等で構成する「情報教育推進ワーキングチーム」を立ち上げ、継続的に研究・研修を続けています。

10月から情報教育推進コア会議の第2シーズンが始まりました。

第2シーズンでは、「授業での活用」と「家庭学習」を中心とした実践事例を交流していきます。

今回は、まず第16回コア会議の対話テーマであった「子どもたちへの端末貸与に向けた予定プロセスの共有〜小学校モデルの構築をめざして〜」を振り返りました。振り返りの中で、コアメンバーである 樟葉南小学校 石村 健志 教諭は、6年生の取組について紹介しました。朝学習の時間を活用して、6年生のグループが下級生に操作方法などの使い方について教えにいくための準備をしています。「お兄ちゃんやお姉ちゃんから教わることは、下級生の児童にとってとても良い機会です。また、6年生にとっても、下級生の児童にわかりやすく教えるための工夫について考えたり、自分自身のiPadの使い方を振り返ったりする良い機会になります。」との報告がありました。まずは、6年生が3年生に教えにいく予定で計画しているそうです。

第18回コア会議の対話テーマは、「子どもが主体となって効果的な活用を進めるための手立て〜子ども発信をめざして〜」です。各校での取組や具体的な手立てについて、グループごとで約30分間話し合い、Google スライドに話し合った内容をまとめました。Google スライドでは、共同編集ができるので、他のグループの内容についてもリアルタイムで確認することができます。

枚方市立楠葉西中学校では、学級や委員会など、授業以外でも積極的に活用している内容が紹介されました。「子どもがクラスルームのストリーム(掲示板)に明日の予定を書き込んだり、委員会の連絡を行ったりと、子どもたちが自然と活用するような工夫を行っています。また、社会科の授業でも、子どもたちが学習した内容を表現する際に、iPadを積極的に活用している姿が見られます。」との報告がありました。

コア会議の中では、子どもたちが主体的にICTの活用について考える工夫について、熱い議論がなされました。どのグループでも共通していたことは、「子どもたちから発信する機会を増やしていく」ということでした。

例えば、枚方市立第四中学校では、有志によるICT係を設置しました。ICT係が効果的な活用や使い方について話し合い、啓発ポスターを作成したり、掲示したりしているとの報告がありました。

また、枚方市立枚方第二小学校では、5年生が2年生にロイロノートの使い方について教えに行く、異学年交流を計画しているそうです。

今後も、各ユニットから授業で活用している授業実践やアイデアをたくさん共有し、情報教育推進ワーキングチームを中心に各校へその内容を広めていきます。

引き続き、学校現場と教育委員会が一体となり、子どもたちの学びの充実に向けて研究を深めるとともに、情報発信を行っていきます。
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