詩の学習に新タブレットと新プロジェクター
「詩から情景を考える授業」と聞けば,普通は,教科書とノートです。
今日は一味違います。 学習課題を把握する場面で,詩が黒板に大きく映し出されました。子どもたちの関心をひきつけ,課題が共有されました。 情景を考える場面では,鉛筆ではなく,タブレットの画面に指で情景を描いていきました。パレットを使い,色まで表現する子どももいました。 発表する場面では,黒板の左に詩を,右に子どもの作品を投影しながら発表してもらいました。詩を見返しながら友だちの発表を見ることができました。新プロジェクタの素晴らしい機能です。 文章を発表するだけでは,聞き手に伝わらないことが多いものです。しかし,絵を見ながらの発表は,友だちの読み取りをより深く理解することができ,自身の考えを深めることにもつながります。 紙に情景を描かせることもあります。しかし子どもによっては失敗を恐れ,躊躇が見られます。その点デジタルでは,画き消しが簡単です。何度も書いては消して書き直す,挑戦する姿が見られます。 デジタルは色を付けるのも簡単です。文字で考えていては色なんて浮かびません。絵で表すことで,子どもの読み取りによって様々な色があることがわかります。 今回,情景を絵で描いたことで,子どもが詩のどの部分に着目して,どの角度から読み取ったのか,空間の視点まで明確になることがわかりました。 国語でのICTの活用。勉強になりました! |
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