御宿中の友だちへのプレゼント作り

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昨年度,3年ぶりの海の交流で千葉県の御宿町に訪問できた子どもたちですが,今年で何と49回目の「海と山の子交流会」が実施される運びとなりました。

「海の交流」では野沢温泉村の子どもたちが御宿町に訪問し,「山の交流」では御宿町の子どもたちが野沢温泉村に来村します。

本年度,海の交流は7/24〜26の日程で行われます。
そこで子どもたちに,「お世話になる御宿中の友だちに感謝の気持ちを伝えるにはどうしたらいいか?」と聞いたところ,「プレゼントを渡したい」という意見が多く出ました。

話し合いの結果,野沢温泉村の伝統工芸品でもある「アケビ細工」で作った物をプレゼントしようということになりました。

もちろん子どもたちだけではどうすることもできないので,村内でアケビ細工の工房を開いていらっしゃる上野さんにお手伝いをお願いしたところ,快くお引き受けいただきました。

まず,上野さんは「アケビ細工」の歴史についてお話しされました。そして現在では,アケビのつるが入手しづらいことから,「籐」を使った製品が多いと伺いました。

そしていよいよ制作です。今年,御宿町に訪問する1・2年生35名に対し,御宿中の1・2年生は71名になります。単純計算で一人2個作らねばなりません。「これは大変だぞ」と我々職員もいっしょに取り掛かりました。

ところが職員がもたもたしている間に,子どもたちはすいすい編み上げていくではありませんか!
話を聞くと小学校時代にクラブ活動でアケビ細工作りをやっていた子どもたちが何人かおり,その子の様子を見ていた初体験の子どもたちも,呑み込みが早く,中には3個も編み上げた子どももいました。

カラフルに染められた籐を織り交ぜながら編み上げた籠は,とても素敵な作品となりました。
上野さんからは「みなさんの作品は,世界でたった一つの作品です。Only Oneの作品です。No1よりも,Only Oneのみなさんが素晴らしいのです。」という心に響くお言葉をいただきました。

今回の制作にあたり,材料の準備から籠の土台となる部分の準備,そして学校での指導に至るまで,貴重な時間を割いてくださった上野さんに,この場をお借りし,御礼申し上げます。

御宿町の友だちもきっと喜んでくれると思います。
御宿町訪問が今からとても楽しみです!
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