最新更新日:2024/05/16
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9月25日 校長講話「大切なもの」

 皆さんにとって一番大切な物は何ですか。
思い浮かばない人は、なくなったら絶対困るものを考えてみてください。
いろいろなものを思い浮かべた人もいるかもしれませんが、やっぱり「命」ですよね。

 命には寿命というのがあります。命のあるものは必ず死んでしまいます。多くの人は80から90歳くらいまで元気でいることができますが、世の中には病気で亡くなってしまう人がいます。
 先日、先生がある学校で教えた生徒が亡くなりました。35歳という短い命でした。きっともっともっと長生きして、たくさん友達と楽しんだりしたかっただろうなあ、それができなくてきっと悔しかっただろうなあ、と思いました。先生はその生徒の分まで一生懸命生きたいと思いました。

ところで、命はどうして一番大事なのでしょう。

 命は世の中にたった一つしかありません。そして、私の命は私だけのもので、他にはありません。2つあればいいと思うのですが。皆さんの命も1つしかありません。
そして一度失った命は二度とよみがえりません。 ゲームの世界では生き返られるけど、現実の世界では絶対に生き返りません。 私たちに命をくれた人は誰。そう、お父さんとお母さんだよね。命は目に見えないけど大切にして、ずっとずっと繋いでいくものなのです。 皆さんは未来に向かって新しい命を繋いでいくという、とても大事な役目を持っているのです。こんなに大切な命を、みんな一人一人持っています。

 そんな大切な命ですから、命の重さや命の価値はみな同じなのです。自分の命だけ大事なのではないのです。隣のお友達の命も自分の命と同じように大事なのです。ですから自分や人の命をうばったり、粗末にしたりすることは許されません。また必要のない命なんてありません。ですから簡単に相手に「死ね」なんて言える人はいません。そういわれた人の命が本当になくなったらたくさんの人が悲しむことになります。またそう言った人は絶対に許してもらえません。

 そして今、その大切な命を奪ってしまうかもしれないコロナウイルスが地球上に現れています。少しでもたくさんの命を守れるように、世界中で協力して頑張っています。でもまだ完全にウイルスに勝つことはできていません。日本でも軽井沢町の4倍くらいの約8万人が感染をしています。
 このウイルスとの戦いはもうしばらく続きます。みなさんや皆さんの大切な人の命を守るためには、これからもみんなで協力したり、助け合ったりしていく必要があります。
 ですが、残念なことにウイルスにかかってしまった人やその家族、またかかっているかもしれない人にいやな思いをさせたりする人が出てきています。これは、「いじめ」です。困っている人の命を守らないといけないのに、「いじめ」たり、「いじめ」を見て見ぬふりをすることは、困っている人の命を奪ってしまうことにつながります。この「いじめ」は命を大切にしないことと同じくらいいけないことです。絶対にやめましょう。

 今日は命についてお話しました。最後に私からのお願いです。東部小の皆さんには、困っている人がいたら、「大丈夫」といって声をかけて助けてあげることができる、いじめをしない、許さない、命を大切にすることができる「やさしい人」になってほしいと思います。やさしさで 笑顔あふれる東部小にしていきましょう。以上で、話を終わりにします。


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予定下校時刻
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学校行事
4/6 入学式・始業式
軽井沢町立軽井沢東部小学校
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