ある日のこと、もぐらくんが じめんから かおをだして もうおひさまはのぼったかな とおもったとき、ちゃいろでふっくらとしていて ちょっとばかりソーセージのような とんでもないものが もぐらくんのあたまにおちてきたのです。「ねえきみ、ぼくのあたまに うんち おとさなかった?」もぐらくんの犯人さがしが始まりました。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ、さてさていったいだれでしょう?
頭にうんちを乗せたまま犯人をさがすもぐらくんと動物たちとのやりとりがとても楽しいです。
ヴェルナー・ホルツヴァルト文/ヴォルフ・エールブルッフ絵/関口裕昭訳 偕成社