いたいのいたいのとんでゆけ

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 さよは 山の ふもとの 小さな村に ばあさまと 二人ぼっちで すんでおった。ある日 ばあさまは けがをして 痛くて うーんうーんと うなるばかり。さよが 涙ながらに「いたいの いたいの とんでゆけ おやまの おにに とんでゆけ」と歌うと いたいのが 本当に お山の おにに 飛んで行った。おには 痛くて たまらない。怒って さよの家に やってきた。さよは 泣きながら わけを話し出す。さて、おにはどうするか? 

前橋在住の 野村たかあきさんの 木版画にも 癒されます。
心優しく 温かい 気持ちに なれる 絵本です。

新井悦子/作 野村たかあき/絵 すずき出版