くすのきだんちのあきまつり武鹿悦子/作 末崎茂樹/絵 ひかりのくに/発行 「くすのきだんち」は、野原にそびえる10階建ての木のおうち。管理人はもぐらのもぐ。住人は、音楽家のきつねや大工のさる、看護士のうさぎなど、いろいろな動物たち。みんなで助け合いながら、穏やかに暮らしています。 今日は秋祭りの日。ドーンドーンと太鼓の音が聞こえてきました。くすのきだんちのみんなも揃って祭りにお出かけです。さて、どんな土産話を持って帰ってきてくれるのでしょうか。 「くすのきだんちは10かいだて」を第1作目とし、現在第11作目まで刊行されている、「くすのきだんち」シリーズの第6作目。くすのきだんちの住人たちの優しく温かい心の交流を描いた、私も子どもも大好きなシリーズです。 附属小の大きなくすの木からも、彼らのにぎやかな声が聞こえてくるかもしれませんね。 |