３年生は算数で文章問題に取り組んでいます。１個○○円のガムと１個○○円のジュースをあわせていくらになるかという問題です。ガムとジュースの絵を黒板にはり、具体的な支払いの場面をイメージすることで考えが深まりやすくなっています。子ども達はガムとジュースの足し算をしてからかけ算をする方法とガムとジュースそれぞれのかけ算をしてからたす方法の２通りを考えて発表していました。とても、難しい問題ですがみんな一生懸命考えていました。

今月は「なかよし月間」です。人権に関わる授業やPTA交友委員会によるPTA講演会がありました。また、「ひとりぼっちをつくらない」をテーマにした校長講話も行われ、「なかよし」について全校で考える機会がありました。その中でも、各クラス毎に取り組んだのが「なかよしの木」です。教室の廊下に各クラスのよいところや友達に優しくされたことについて書いた紙を木の実としてたくさん実らせています。お互いが気持ちよく生活するために、お互いのよいところを見つけ合って、仲のよいクラスづくりをしています。

放課後に太鼓クラブによる「ありがとうコンサート」が行われました。保護者の皆様方にもお集まり頂き、６年生が最後に演奏する姿を見て頂くことができました。６年生が丁寧に演奏技法を４・５年生に教えてくれたおかげで、全員で２曲の演目を仕上げることができました。披露してくれた曲はどちらもパワフルで、とても心温まるコンサートでした。６年生の勇姿はしっかりと４・５年生の心に刻まれました。６年生の皆さんお疲れ様でした。

６年生は卒業記念作品として図工の時間にオルゴールづくりをします。今日は「軽井沢彫り」のスペシャリストの先生を学校にお招きし、効果的な彫刻刀の使い方について講義をしていただきました。平刀を使って板を彫り進めていくと、くっきりと模様が浮き出てくる技法は、今まで版画で彫っていた技法とは全く違うものでした。講師の先生のお一人は軽井沢中部小学校の卒業生。彫刻の道に進んだ先輩に教わる体験は６年生にとってとても貴重な機会となりました。

１１月４日（水）〜１３日（金）まで校内図画展が行われています。各学年・クラスともに心を込めて時間をかけて取り組んだ図工の作品が廊下に展示されています。各クラスの授業では、全校の皆さんの作品を見合う時間を設け、鑑賞の時間を大事にしています。お互いの絵のよいところを出し合うことで、各自が次の自分の作品づくりのヒントを学ぶことができています。

今年度３回目の授業参観が行われました。１１月は「仲良し月間」ということで、各クラスで道徳の授業を中心に保護者の皆様に参観していただきました。PTA講演会では震災を経験された大槌町のトランペッターの方に御来校いただき、講演とジャズの演奏会を開いていただきました。子ども達は各教室で音楽室の演奏会を遠隔で楽しむことができました。６年生からの質問にもこたえていただき、震災の大変だったことや毎日のあたりまえの生活にあらためて感謝の気持ちを持つことができました。とても有意義な講演会でした。