最新更新日:2024/05/20
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「笑顔いっぱい 一人ひとりが かがやく学校」

G7一斉読書『 カンガルー日和(図書館奇譚) 』 (感想から)

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 僕はこの本を読んでこの本の中の独特な世界観が好きになりました。ただの市立図書館の下に大規模な迷路があり,その先には牢屋がある,そこには羊男や美少女が暮らしている,そんなどこか自分にも起こり得そうな不思議な体験が僕は大好きになりました。また,この文章の一字一字に何か深い意味が隠されているような気がして,読めば読むほどこの作品の世界が広がっていくような気がしました。「僕」の母は、「僕」への心配で死んでしまったのだと思います。いや,もしかしたら母は全て知っていたのかもしれない,その上で何もなかったように振舞ったのかもしれない。もしかしたらこの話は全て「僕」が読んだ本の中の話かもしれない。この話は読む人によって変わり,やはり話の中に書いてあることが全てではないと感じました。
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